PRONEWS https://jp.pronews.com https://jp.static.pronews.com/pronewscore/wp-content/uploads/2023/06/og.png PRONEWS https://jp.pronews.com/ https://jp.static.pronews.com/pronewscore/wp-content/uploads/2023/06/PRONEWS_230615.jpg Thu, 13 Mar 2025 01:50:32 +0000 ja (c) PRONEWS Co., Ltd. PROCET、屋内用PoE-USB Cアダプター「AG-AT03」発売。PoEスイッチから取得した電力とデータをUSB-C PDに供給 https://jp.pronews.com/news/202503131029584724.html 584724 Thu, 13 Mar 2025 10:29:36 +0000 technology PROCETは、屋内用PoE-USB-Cアダプター「AG-AT03」を発売した。AG-ATH03は、IEEE802.3af/atのPoEインジェクタやPoEスイッチから得た電力やデータを、アダプターを介してUSB-C PDやネットワーク接続に供給することができる。

AG-ATH03は白いプラスチックケースのデザインで、持ち運びや設置が容易だという。

AG-ATH03は、最大57Vの安全な電圧入力で動作し、20V/1.15A(MAX)の電力出力と10/100/1000Mbpsのネットワークデータを提供する。

また、拡張用に3つのUSB-Aポートを装備し、電源仕様は5V 2A。Cat5e/Cat6 EthernetによるPoE伝送の有効距離は100m。

AG-ATH03は、様々なタブレット、Androidスマートフォン、USB-Cインターレース搭載の最新のAppleスマートフォンと互換性がある。PoE電源が供給されていない場合は、Gigabit Ethernetコンバーターと見なすことができ、Ethernet信号は接続された2つのデバイスを介して伝送できる。

接続図
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Blackmagic Design導入事例:舞台「光の中のアリス」の場合 https://jp.pronews.com/news/202503130859584082.html 584082 Thu, 13 Mar 2025 08:59:05 +0000 technology Blackmagic Designによると、小野彩加 中澤陽 スペースノットブランクによる舞台「光の中のアリス」がURSA Mini Pro 12K OLPFで撮影されたという。同作は舞台芸術のアーカイブおよびデジタルシアター化支援事業を行う一般社団法人EPAD (Eternal Performing Arts Archives and Digital Theatre)の支援のもとデジタルアーカイブされた。

「光の中のアリス」は、劇作家である松原俊太郎氏による戯曲を二人組の舞台作家、小野彩加氏と中澤陽氏が設立したスペースノットブランクが演出し、2020年に初演した作品。同作は、2024年に再演をはたし、初演に続き荒木知佳と古賀友樹、そして新キャストとして伊東沙保と東出昌大が加わった。

今回の公演では、文化庁が広く舞台芸術界と連携して進めるアーカイブ支援事業であるEPADの支援を受け、デジタルアーカイブの目的でURSA Mini Pro 12Kで撮影された。EPADは舞台映像、戯曲、美術、ポスター、その他資料のデジタルアーカイブ化や利活用を進めるとともに、その収録、保存、配信、上演、教育利用などの標準化と、その利用を可能にするための権利処理サポートを行っている。

Blackmagic Design導入事例:舞台「光の中のアリス」の場合

同プロジェクトの撮影とポストプロダクションを担当した日景明夫氏は次のようにコメントしている。

日景氏:EPADからの指定で8K60Pでの納品になるため、高解像度で撮影でき、かつ長時間安定して収録できるカメラが必要だったことからURSA Mini Pro 12K OLPFを選択しました。舞台全体の記録映像なのでカメラワークはなく、定点カメラで撮影しました。東出さんが開場中に登場するパフォーマンスの時点から撮影したため収録時間は2時間を超えました。外部SSDに収録しましたが熱対策をすることで安定して収録できました。

また、プロモーション用に稽古の様子を撮影してSNSにアップしていましたが、そこでもURSA Mini Pro 12KとBlackmagic Cinema Camera 6Kを使いました。

初代のBlackmagic Cinema CameraからBlackmagicのカメラを使っているので新しいカメラも戸惑うことなく使うことができました。納品は8Kでしたが、12Kで撮っています。大量のスモークが照明を反映する印象的な場面があるのですが、煙の表現の細かさは12K解像度ならではだと思いました。

稽古の撮影では、URSA Mini Pro 12Kを固定カメラとして、手持ちカメラはBlackmagic Cinema Camera 6Kを使っていたのですが、Blackmagic Cinema Camera 6Kのジャイロセンサーが強力で、手持ちでの撮影でもDaVinci Resolveでスタビライズが高精度でかけることができて、助かりました。

Blackmagic Design導入事例:舞台「光の中のアリス」の場合

DaVinci ResolveでのカラーコレクションにはDaVinci Resolve Micro Color Panelを使用したという。

日景氏:DaVinci Resolve Mini Panelも使っていたのですが、持ち運びができるところが気に入ってMicro Color Panelに切り替えました。Bluetoothで繋がるのが最高です。

筐体の質感など、Mini Panelの方が優れている点ももちろんありますが、価格も安くてこのモデルを出してもらってありがたいです。

Blackmagic Design導入事例:舞台「光の中のアリス」の場合
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PIXTAオンデマンドに「チーム管理機能」が登場。撮影管理を効率化 https://jp.pronews.com/news/202503121709584586.html 584586 Wed, 12 Mar 2025 17:09:58 +0000 technology ピクスタ株式会社が運営する法人向け出張撮影プラットフォーム「PIXTAオンデマンド」は、複数人(複数アカウント)で撮影案件の予約・進行管理、納品された写真・動画データの共有ができる「チーム管理機能」を新たに追加した。

これにより、複数人のチームでクリエイティブ制作にあたる方々の写真や動画撮影の管理を効率化する。

PIXTAオンデマンドの「チーム管理機能」とは

概要

複数人(複数アカウント)で撮影案件の予約・進行管理ができる「チーム管理機能」は、部署内や、外注先・提携先など取引先も含めた複数人で案件管理をしたいニーズに応える。

進捗管理はもちろん、撮影内容の打ち合わせ、納品データの共有などが可能なため、コミュニケーションコストを下げ、制作作業の効率化をサポートする。法人アカウントであればマイページから誰でも利用可能。

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アカウントについて

「親アカウント」は、最大4つの「子アカウント」を発行できる。

  • 親アカウント:各子アカウントが依頼した撮影内容やメッセージのやりとり、撮影データの確認など、撮影案件の進行管理を行うことができる。また、子アカウントの撮影案件を親アカウントがまとめて支払うことができる。
  • 子アカウント:子アカウントごとに、撮影予約・メッセージ機能・撮影データのダウンロードおよびアルバムの閲覧が可能。子アカウント間で撮影案件を閲覧・確認できるため、子アカウント同士の情報共有、進捗共有が可能。

各アカウントの権限適用範囲

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たとえば、Web制作チームの場合、プロジェクトマネージャー(責任者)が親アカウントを持ち、子アカウントに、ディレクター、デザイナー、エンジニア、コピーライターなどの制作スタッフを入れることで、状況を共有したり、撮影内容の打ち合わせをスムーズに行える。

また、外注先企業の担当者に子アカウントをもたせることで、予約〜撮影内容の打ち合わせ〜データダウンロード〜制作までをスムーズに行えるようになる。

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利用実績例

用途:全国の検索予約ポータルサイト
依頼件数:月10〜20件程度
課題:撮影数が増え、担当者1名での撮影手配が難しくなり撮影予約〜制作までを社内でチーム体制を築き、チーム内で分担したい
成果:チーム体制を構築し、撮影依頼業務を分担・共有したことで作業効率向上、コミュニケーションコスト減少を実現

実施の背景

従来、PIXTAオンデマンドでは、撮影を依頼する担当者1人つき1アカウントを発行し、カメラマンの手配から納品、請求書の受取までを行っており、以下のような課題があった。

複数人がチーム体制で利用する場合の課題

  • 担当者以外、撮影予約やカメラマンとのやりとり、撮影データのダウンロードなどができない
  • 外注先またはクライアント企業と撮影に関する情報が共有しづらく、コミュニケーションコストがかかる
  • 撮影を依頼したアカウントを持つ担当者が不在だと、撮影の進捗確認や対応ができない
  • 同企業内でもアカウント毎に請求書が発行されるため経費処理の手間がかかる

チーム管理機能は、これらの課題を解決すべく開発した。「◯◯さんがいないとできない・わからない」などの属人化を防ぎ、チームで撮影案件の進行管理・共有を可能にすることで、コミュニケーションコストを下げ、作業効率を向上させることができる。

親アカウントが一括請求で受け取れるため、経費処理等の事務作業の効率化も図れる。撮影の管理をスムーズにすることで、関係者とのコミュニケーション課題を解決し、制作工程の効率化をサポートする。

今後の展開について

PIXTAオンデマンドは法人向け出張撮影サービスとして、今後も写真・動画問わず、対応可能なカメラマンを探したい企業や個人事業主に「どこでもすぐ簡単に撮影手配できる」という価値を提供していく。

カメラマンの手配や依頼が初めての方にも、わかりやすく悩まないサービス設計と、創業20年を迎えるピクスタが培ってきた確かなカメラマンネットワークと撮影クオリティで、安心して依頼できる撮影サービスを目指していくという。

また、カメラマン手配だけでなく、人物モデルの手配や撮影ディレクションなど撮影に関わる業務を丸ごとお任せいただける法人向け撮影サービス「PIXTAカスタム」とも連携し、ご要望に合わせてクライアント企業の写真・動画撮影に関するあらゆる課題を解決していくとしている。

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Blackmagic Design、Blackmagic Cloudケーススタディセッションを3月28日に開催 https://jp.pronews.com/news/202503121657584568.html 584568 Wed, 12 Mar 2025 16:57:25 +0000 technology Blackmagic Designは、2025年3月28日にBlackmagic Cloudケーススタディセッションを渋谷LUSH HUBにて開催する。各ジャンルにおける映像制作者をゲストスピーカーとして招き、Blackmagic Cloud事例作品とそのワークフローを紹介していく。

セッションでは、「Cloud概要と最新情報」「Blackmagic Camera App、劇場映画、テレビアニメーション、TV番組、ウェディング映像によるケーススタディ」を予定している。

Blackmagic Cloudのクラウドベースワークフローを使うことで、遠隔地にいるクリエイターとのコラボレーション作業がシンプルに行える。コラボレーターたちとのメディア共有も可能とし、複数のコンピューター間で同期をすることでローカルコピーにて素早い編集作業ができる。

また、ライブカメラ同期を使えば撮影現場のカメラからDaVinci Resolveへリアルタイムでメディアを共有できる。撮影中に現場から送られてくるメディアを使用してエディターが編集作業を実施するという、これまでにない革新的なワークフローが実現する。

セッションでは各ジャンルにおけるBlackmagic Cloudの使用事例や今後の展開、最新情報などを知ることができる。当日は遠方にお住まいの方向けに限定配信も予定している。

開催概要

  • 日時:2025年3月28日(金) 14:00~19:00
  • 会場:LUSH HUB
  • 費用:無料
  • 申し込み:専用ページから申し込む
  • 定員:40名(最少開催人数10名)

タイムテーブル

14:00~開場
14:20~Blackmagic Cloudクラウドワークフロー概要と最新情報/岡野太郎
15:00~ケーススタディ:Blackmagic CameraとiPhoneの可能性/takumifone
15:40~ケーススタディ:劇場映画映画制作 SEEK/田巻源太
16:20~ケーススタディ:アニメーション制作
テレビアニメ「ねこに転生したおじさん」/小町直
17:00~ケーススタディ:TV番組制作
長野朝日放送「藤森慎吾の信州観光協会」/村井洋太郎 & 永田太郎
17:40~ケーススタディ:ウェディング映像制作 HIGHLAND TOKYO/酒井洋一
18:10~Q&A/フリータイム

ゲスト紹介

takumifone氏(山﨑拓実氏)
iPhoneographer 、ビデオグラファー、ライター、ディレクター、エディター(日本語・英語両対応)。
企業のプロモーション映像やミュージックビデオなどをiPhoneで撮影し、iPhoneで撮影したようには見えない映像を制作することが主なお仕事。
他にも、iPhoneでいかにシネマカメラのような映像を撮影するかのセッティングに関するセミナーや記事執筆なども行なっている。
Webサイト・takumifone.com Instagram/X・@takumifone

田巻源太氏
1982年、新潟県生まれ。
高校時代より映画製作に関わり始め、ラジオ・テレビディレクターを経て映画編集・カラーグレーディング・合成に携わる。
主な作品に、「共喰い」('13/青山真治監督)、「生きてるだけで、愛。」('18/関根光才監督)、「空に住む」('20/青山真治監督)、「Winny」('23/松本優作監督)、NHK「決してマネしないでください」('19)、TVO「名建築で昼食を」('20,'21,'22)、CX「全領域異常解決室」('24)など

小町直氏
(インターセプター)
DaVinci Resolve 認定トレーナー。
大学でアニメーションを学びつつ、カメラやPCなどデジタル機材への造詣を深める。
アニメーション業界でPCやデジタル機材のヘルプデスク業務を行いつつ、コンポジットや編集業務も行う。
-参加作品-
短編アニメ「青い羽みつけた!」撮影・編集
短編アニメ「エフェメール」システム管理・撮影・編集
TVアニメ「ねこに転生したおじさん」編集

村井洋太郎氏
長野朝日放送 報道制作局報道制作部(ABNサービス所属)
2009年在京制作プロダクション入社。
2013年ABNサービス入社。長野朝日放送で主に情報番組、ドキュメンタリー番組を担当。

永田太郎氏
(インターセプター)
映像ディレクター・監督(フリー)
プロジェクトに応じて、企画~撮影・編集まで、映像制作過程の1部または全てをマルチにこなす。
ジャンルもCM•PV・MV•TV・映画と多岐にわたる。YouTubeチャンネル「映像とまと」運営。

酒井洋一氏
(株)HIGHLAND代表。
神田外語大学英米語学科を卒業後 ハリウッドに渡りLos Angeles City College映画学科卒業。
3年の間現地でCM、PV、ショートフィルムなどの現場に参加し、フィルムでの映像制作を習得。帰国後2006年、ミュージックビデオプロダクションの最大手(株)SEPに入社。150本以上のアーティストの映像制作に携わる。
2009年、クリエイティブブランド「HIGHLAND」を設立。ウェディング撮影を中心に活動を開始。
近年では、あらためて8mmフィルムをウェディング撮影に取り入れ、16mmフィルムでMV/ショートフィルムを制作。2022年に8mmフィルム現像/4Kスキャンサービスを提供する、HIGHLAND SUPER8 LABを設立。
2023年、16mmフィルム撮影で東京ステーションホテルのオフィシャルPVを完成させるなど、デジタルはもちろんフィルムを用いた映像制作にさらに力を入れている。

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スタジオブロス、Unreal Engine認定でトリプルGold!ノンゲーム分野を牽引 https://jp.pronews.com/news/202503121628584547.html 584547 Wed, 12 Mar 2025 16:28:59 +0000 technology スタジオブロスは、米国Epic Games社よりUnreal Engine Service PartnerおよびUnreal Authorized Training Center、Unreal Authorized InstructorにおいてGold Badge(2025)の認定を受けた。今回の認定はUnreal Engineの教育・技術支援に継続的に貢献し、高度な専門性を有する企業としての活動が高く評価された結果によるものだという。

スタジオブロスのUnreal Engine Service Partner および Unreal Authorized Training Center のGold Badge認定は初。また、Unreal Authorized Instructor のGold Badge認定は2024年に続き2年連続となる。

※Unreal Engine Service Partner:Unreal Engineに関するスキル評価やテクニカルチームとの面接など、Epic Games社が実施する審査プロセスを経て、知識とプロフェッショナリズムが認められ、信頼できると判断された企業をパートナーとして認定する制度。Unreal Engine Service Partnerは、開発・共同開発サービス、カスタムプロジェクト、API サービス、コンサルティングなど、幅広い専門的支援を提供することが可能。
Unreal Authorized Training Center:Unreal Engineのトレーニングを提供する認定機関で、ライブによるオンライン授業、もしくは対面式の授業を提供することができる。
Unreal Authorized Instructor:Unreal Engine を活用して知識やスキルを教えることができる認定を受けたエキスパート

スタジオブロスは、2022年2月にEpic Games社よりノンゲーム分野※で日本初のUnreal Authorized Instructor認定を受け、国内におけるUnreal Engineを活用した広範なゲームエンジンスキルのトレーニングを実施するTraining Centerとして人材の育成を推進してきた。

※ゲーム開発以外の分野を指しており、建築ビジュアライゼーション、プロダクトデザイン、映像制作等が含まれる。

それにより、2024年4月にはUnreal Engine Service Partnerおよび Unreal Authorized Training CenterでSilver Badge、Unreal Authorized InstructorでGold Badgeに認定され、今回はそれら3分野でGold Badge(2025)の認定を受けた。

スタジオブロスは今後もリアルタイムCG技術を活用したビジュアライゼーションにおいて、教育、建築、メディア、エンタテインメント、自動車、医学研究など、ノンゲーム分野の様々な領域で最先端の技術サポートと各種トレーニングを提供し、リアルタイムCG技術の活用と発展に引き続き貢献していくとしている。

また、2020年よりノンゲーム分野向けの入門書「Unreal Engine 5 リアルタイムビジュアライゼーション」を刊行しており、2025年3月11日にはオフラインレンダリングに近いリアルなCG制作方法を解説した、最新版の入門書「Unreal Engine 5.5 リアルタイムビジュアライゼーション」を発売した。

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Blackmagic Design導入事例:カザフスタン・ナイジェリア共同制作映画「Adam Bol」の場合 https://jp.pronews.com/news/202503121610584469.html 584469 Wed, 12 Mar 2025 16:10:39 +0000 technology Blackmagic Designによると、カザフスタンとナイジェリアの壮大な共同制作映画「Adam Bol」において、カラーグレーディング、オーディオミキシング、フィニッシングにDaVinci Resolve Studioが使用されたという。

ナイジェリア人プロデューサーのケレ・アイキータ氏とチメジー・イモ氏はナイジェリアのカットを監督し、ベルリンを拠点とするポストプロダクションスタジオのSignalsから、カラリストのクラウディア・マネカ・マハラジ氏とサウンドデザイナー兼コンポーザーのルーカス・パナイー氏を起用した。

ベルリンからリモートで、DaVinci Resolve Studioを使用してカラーグレーディングとオーディオポストプロダクションに取り組んだマハラジ氏とパナイー氏は、色とサウンドの相乗効果を表現することで、プロデューサーのクリエイティブな意図に焦点を当てた独特な視聴体験を作り上げた。

Blackmagic Design導入事例:カザフスタン・ナイジェリア共同制作映画「Adam Bol」の場合

同作品でオーディオポストプロダクションと音楽制作を担当することになったパナイー氏は、DaVinci Resolve StudioのFairlightの会話音声・SFXの編集、サウンドデザイン、ミキシング機能を理由に、同ソフトウェアを使用する決断をした。また同氏は、ナイジェリアとカザフスタンの音風景を区別できるDaVinci Resolve Studioの能力を最大限に活かして、同作における色の選択を補完するサウンドスケープを作り上げた。

パナイー氏:これらの異なる空間に息を吹き込む必要がありました。ラゴスには活気に満ちた混沌としたエネルギーがあった一方で、カザフのロケ地はもっと穏やかで落ち着きがありました。

技術的な要求がより高いシーンでは、DaVinci Resolve Studioの新しいダイアログ編集ツールが不可欠であることが証明された。

パナイー氏:Fairlightページの会話レベラーと音声分離機能は、登場人物が叫び声と囁き声を交互に使うなど、様々な強さで話すシーンで非常に役立ちました。

特に、あるシーンでは、会話音声、音楽のエレメント、背景ノイズが重なり合うハイエネルギーのパフォーマンスが含まれ、細心のオーディオバランスが要求された。

パナイー氏:最もクリーンで音の良い会話音声のテイクを選び、不要な背景ノイズを最小限に抑えながら、ロシア語、ナイジェリア・ピジン語、英語のブレンドを、個々の演技に含まれる自然な特徴とニュアンスを失わないように管理しました。

Resolveの統合ツールがこの作業を能率化してくれたおかげで、サードパーティ製プラグインの必要性が最小限になり、均一な音質と管理しやすいセッションを維持できました。

パナイー氏はまた、DaVinci Resolve Studioを使用したことで映画用リリースの技術的な要求を満たし、5.1およびステレオミックス用の様々な納品ファイルを効率的に管理できた。

パナイー氏:ResolveのFairlightページにあるカスタム5.1テンプレートを作成できる機能によって、クライアントの劇場およびデジタルフォーマットの仕様に適合させるのが簡単になりました。

Blackmagic Design導入事例:カザフスタン・ナイジェリア共同制作映画「Adam Bol」の場合

同作の独特なビジュアルスタイルを作り上げるために、マハラジ氏はプロデューサーたちと、撮影監督ズィアド・アブド・エルバシット氏からのリファレンスを使用した。マハラジ氏はそれぞれの環境の対比と心理状態を反映するカスタムLUTをデザインした。

マハラジ氏:ナイジェリアのシーンでは、ラゴスの活気を想起させるために、富士フイルムEternaフィルムストックにインスパイアされたCM8543 LUTを使用して、明るさ、高彩度のカラー、温かいスキントーンを強調しました。

雰囲気を引き立て、プロダクションデザインの重要な要素を際立たせるために、落ち着いた緑色を強調しました。

カザフスタンのルックには、ソビエト時代の写真とEastman Color Negative 100Tフィルムが参照された。

マハラジ氏:CM5254 LUTをカスタマイズしたことで、アンドレイ・タルコフスキーの「Mirror」を彷彿させる、それまで出ていなかったアーシーなトーンとシアンの色相を解放できました。

同プロジェクトを回想しながら、マハラジ氏とパナイー氏は「Adam Bol」が国際的に上映されることへの期待を示す。

マハラジ氏は次のようにコメントし、パナイー氏も同じ感想を述べた。

マハラジ氏:非常にユニークな映画で、その一部になれたことを光栄に思います。またこれは、技術の進歩によってますます可能になる国際的なコラボレーション映画の未来を告げる作品でもあります。

Blackmagic Design導入事例:カザフスタン・ナイジェリア共同制作映画「Adam Bol」の場合
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ISLE 2025閉幕。スマートディスプレイの最前線示す https://jp.pronews.com/news/202503121530584417.html 584417 Wed, 12 Mar 2025 15:30:02 +0000 technology スマート・ディスプレイとシステム統合に関するアジア最大の展示会であるISLE 2025が、2025年3月7日から9日まで深圳国際会展中心(Shenzhen World)で成功裏に開催された。

ISLE 2025には、100カ国以上から22万人以上のバイヤーが訪れた。1,000社を超えるオンラインおよび会場出展者が、80,000平方メートルの展示面積に、ディスプレイおよび統合システムにおける最新の製品とソリューションを展示した。

AIがディスプレイ業界の境界を変える

現代において最も変革的なテクノロジーの1つとして、AIはディスプレイ業界における用途のシナリオを再定義しつつある。スマート会議、ホーム・シアター、業務用ディスプレイ、教育・医療用ディスプレイ・ソリューションの分野では、数百の企業がインテリジェント・オペレーティング・システムを搭載したAI搭載製品をISLE 2025で発表した。

これらの最先端ソリューションは、新たな技術トレンドに沿ったもので、スマート・ディスプレイの機能を最適化し、ユーザ・エクスペリエンスを向上させる。

ディスプレイとAVシステムの異業種シナジー

ISLE 2025では、ビジュアル・プレゼンテーション、サウンド、インタラクションの融合が新たな高みに到達した。出展各社は、大規模なライブ・ショーやデモンストレーションを通じて、最先端の統合システム・ソリューションを紹介。1000平方メートルの「YUE Glamour Gloshine」没入型ビジュアル・ショーは、来場者にとってスリリングで豊かな体験となったという。

NovaStarのLEDディスプレイ・コントロール・システムやARTSOUNDのステージ音響機器など、数十のブランド出展者のシームレスな融合とコラボレーションが、映像と音響の正確な同期を実現し、観客に魅惑的で没入感のある感覚体験を提供した。

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差別化された領域に焦点を据えたグローバル・イノベーション

中国のイノベーションと最先端製造業の拠点である深圳は、技術に精通したサプライヤーを見つける上で独自の利点をバイヤーに提供する場となった。ISLEに出展した各社は、高輝度ディスプレイ、エネルギー効率の高いデザイン、インテリジェントなインタラクティブ・ソリューションなど、差別化された戦略を採用し、国際市場での足跡を広げている。

ISLE組織委員会は、何万点もの出展物の中から、優れた性能、効率的なメンテナンス、環境に配慮した製品などを表彰する「エクセレント・プロダクツ・アワーズ(Excellent Products Awards)」を100点選出した。

次回のISLEは2026年3月6日から8日まで、深圳国際会展中心で開催される。

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ワコム、プロ向けペンタブ「Wacom Intuos Pro」small・mediumモデル発売。新設計のICチップでコンパクトに https://jp.pronews.com/news/202503121111584401.html 584401 Wed, 12 Mar 2025 11:11:59 +0000 technology 株式会社ワコムは、プロフェッショナル向けペンタブレット「Wacom Intuos Pro」のsmall・mediumモデルを2025年3月26日(水)に発売する(直販ECサイトでは予約受付中)。以前、今春発売としていたもの。直販ECサイトでの販売価格は、smallが税込41,580円、mediumが税込62,480円。

なお、largeモデルの販売時期は後日発表する予定だ。

創造の可能性を広げる、新しいWacom Intuos Pro

約8年ぶりに進化を遂げたWacom Intuos Proは、板型ペンタブレットとして初めてWacom Pro Pen 3に対応し、デザインとセンサーを刷新。さらに高精度な描画体験を実現した。

新設計のICチップを採用し、前モデルよりもコンパクトかつ軽量化を実現しながら、広い作業領域を確保。細部にまでこだわった設計により制作効率が向上し、スムーズなワークフローでプロの創作環境を支える。

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Vicon、GDCでマーカーレスソリューションを発表へ。より迅速かつ容易にアイデアを具現化 https://jp.pronews.com/news/202503121020584380.html 584380 Wed, 12 Mar 2025 10:20:10 +0000 technology モーションキャプチャ分野をリードするViconは、2025年3月17日(月)~21日(金)にサンフランシスコで開催されるGame Developer Conference(GDC)で、マーカーレスモーションキャプチャソリューションを発表する(ブース#S335)。

今回の発表は、SIGGRAPH 2023でのViconマーカーレスプロトタイプの没入型展示に続くもの。この技術は、ViconのVisual Effects(VFX)パイオニアプログラムを通じて広範なベータテストが行われ、VFXおよびバーチャルプロダクションコミュニティは、マーカーレスモーションキャプチャがどのように業界に適用できるかを発見、理解、定義する機会を得た。

ベータ版の参加者には、Industrial Light & Magic、Gearbox Entertainment、Dimension | DNEG360、Dreamscape Immersive、Framestore Pre-production Servicesなどが含まれていた。これらの取り組みの集大成として、3月19日にVFX向けのVicon Markerlessが一般公開される。

クリエイティブな反復を最大化

Vicon Markerlessは、メディア、エンターテインメント、エンジニアリング、ライフサイエンスの業界リーダー向けに、高忠実度のモーションキャプチャソリューションを構築してきた40年の経験に基づいて構築されている。これにより、ユーザーはアイデアを即座に視覚化して、早期の創造性を向上させることができるため、迅速なクリエイティブな反復を完全に変革するとしている。

Viconのマーカーレスシステムは、新しいマーカーレスモーショントラッキングカメラ(「Vanguard」)と、高度なコンピュータビジョン、機械学習、およびマーカーなしで人間のパフォーマンスをキャプチャするための実績のあるアルゴリズムを組み込んだ新しいソフトウェア(「Shōgun Markerless」および「Shōgun Post」)で構成されている。

Gearbox Entertainmentの創設者兼社長であるRandy Pitchford氏は、次のようにコメントしている。

Pitchford氏:Viconのマーカーレスモーションキャプチャは魔法のようです。Gearboxに、ゲームの開発とストーリーテリングにおいて信じられないほどの柔軟性とスピードを提供します。Gearboxの誰でも、私を含めて、Viconマーカーレスモーションキャプチャボリュームにすぐに飛び込むことができます。私服を着ていても、Borderlandsを含むエキサイティングな将来のプロジェクトを実現するために必要なデータを迅速に取得できます

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事前可視化とラピッドプロトタイピング

プレビジュアライゼーション、リアルタイムディスカバリー、ロケーション設定、ブロッキング、リハーサルなどのユースケースに対応できる柔軟でアクセス可能なオプションがない場合、スタジオは手動アニメーションと、反復回数の少ないフルモーションキャプチャ撮影に頼らざるを得なくなる。

ViconのCEOであるImogen O’Connor氏は、次のようにコメントしている。

O’Connor氏:Vicon Markerlessは、数年にわたって細心の注意を払って開発され、ゲーム、映画、エピソードTV、没入型エクスペリエンス全体でモーションキャプチャの新しい標準を打ち立てます。VFXチームは、初期のクリエイティブなアイデアや反復をマーカーなしで迅速に洗練することができ、必要に応じて光学式モーションキャプチャへのシームレスな移行を提供できます。マーカーレスモーションキャプチャは、VFX業界に可能性の世界を開き、革新的なエンターテインメントの作成における効率を向上させます。

シームレスなパイプラインとエコシステムの統合により、Vicon Markerlessは視覚化までの時間を短縮し、プロトタイピングやプレビジュアライゼーションからリアルタイムアニメーションまで、小道具を使用した場合でも迅速な反復を可能にする。クリエイティブチームは、マーカーなしでアイデアを迅速に探索し、必要に応じて完全な光学式モーションキャプチャに効率的に移行できる。

ベータ版の参加者であるIndustrial Light & MagicのバーチャルプロダクションオペレーションマネージャーであるBen Kolakovic氏は、次のようにコメントしている。

Kolakovic氏:Viconの新しいマーカーレスシステムは、クリエイティブプロセスを大幅に加速し、より迅速に結果を得ることができるようになりました。以前よりもはるかに迅速にモーションキャプチャデータを受信できるようになったため、アーティストはほんのわずかな時間で新しいアイデアを試すことができます。この合理化されたワークフローは、創造性を促進するだけでなく、効率的に反復してパフォーマンスを微調整する能力も向上させます。

Vicon Markerlessは、既存のVicon光学式モーションキャプチャパイプラインにシームレスに統合され、キャリブレーション、キャプチャ、データクリーニングパイプライン全体で単一のエコシステムにより、チームの効率を向上させる。

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WANDRD、最新バッグパック「ストラタス フォト」「ニンバス」とダッフルバッグにもなる「キャリーオール ダッフル」発売 https://jp.pronews.com/news/202503120958584356.html 584356 Wed, 12 Mar 2025 09:58:38 +0000 technology 銀一株式会社は、同社が取り扱うWANDRDのコンパクトながら収納力に優れたカメラバッグ「ストラタス フォト 18L」とデイリーユースにも適したバックパック「ニンバス 18L」、バックパックとしてもダッフルバッグとしても使用できる「キャリーオールダッフル」を2025年3月14日(金)に発売する。ラインアップと希望小売価格は以下の通り。

  • ストラタス フォト 18L:税込44,000円
  • ニンバス 18L:税込38,500円
  • キャリーオール ダッフル 60L:税込36,300円
  • キャリーオール ダッフル 40L:税込34,100円
  • キャリーオール ダッフル 30L:税込31,900円

ストラタス フォト 18L

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左からブラック、ワサッチグリーン、ウユニパープル

ストラタス フォト 18Lは、現代のフォトグラファーやクリエイターのためにデザインされた、コンパクトながら収納力に優れたカメラバッグだ。

両サイドに大きく開くサイドパネルを備え、バッグを下ろすことなく機材への素早いアクセスが可能。サイドパネルの内側には、メモリーカードやレンズキャップなど小物の収納に便利なジッパー付きメッシュポケットが備わっている。また、上蓋を開けることでもバッグ内部にアクセスできる。

カメラ収納部にはミラーレスカメラボディとレンズ数本、アクセサリーを収納可能。ラージサイズ、ミディアムサイズ、さらにカスタマイズに便利なXディバイダーの3種類のディバイダーが同梱され、それぞれ取り外しが可能だ。

ブラック、ワサッチグリーン、ウユニパープルの3色展開。

製品特徴

  • 両サイドからバッグ内部の機材にアクセス可能
  • 柔軟にカスタマイズできる便利な「Xディバイダー」付きで、機材を整理して収納
  • 小物の収納に便利な、使い勝手の良い各種ポケットを装備(AirTag用ポケットも)
  • ウォーターボトルや小型三脚などを収納できるサイドポケット付き
  • 16インチまでのノートPC(MacBook Pro 16インチ程度)を収納可能
  • 通気性とクッション性に優れたバックパネルと、パッド入りのショルダーストラップを採用
  • バッグ上部の調節用ストラップで、よりバッグをフィットさせ、重量を効率よく分散
  • ローリングケースと合わせて持ち運べるパススルー付き
  • 上部と左右の合計3箇所にグラブハンドルを設け、ハンドキャリーにも便利
  • 「アクセサリーストラップス」(別売り)を活用して、バッグの容量を拡張
  • バッグ表面には耐候性素材、また頑丈なYKK製ジッパーを採用
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スペック

サイズH47.6×W30.5×D18.4cm
サイズ(サイドアクセス)H12.7×W25.4cm
容量18L
重量1.61kg

ニンバス 18L

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左からブラック、ワサッチグリーン、ウユニパープル

ニンバス 18Lは現代のクリエイターのためにデザインされた、デイリーユースにも適したバックパック。上部からメインコンパートメントにアクセスでき、A4サイズの書類やファイル、ポーチ、着替えなどさまざまな日用品を収納できる。

バッグ上蓋内側と背中側の上部にはジッパー付きメッシュポケットが設けられ、それぞれ小物の収納に適している。さらに上蓋内側のポケット裏側にはAirTag用ポケットも設けられている。

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製品特徴

  • メインコンパートメントにA4サイズの書類やファイル、日用品などを収納可能
  • 小物の収納に適した各種ポケットを装備
  • バッグ背面下部には、貴重品の収納に便利な隠しポケット付き
  • 16インチまでのノートPC(MacBook Pro 16インチ程度)を収納可能
  • 通気性とクッション性に優れたバックパネルと、パッド入りのショルダーストラップを採用
  • バッグ上部の調節用ストラップで、よりバッグをフィットさせ、重量を効率よく分散
  • ローリングケースと合わせて持ち運べるパススルー付き
  • 上部と左右の合計3箇所にグラブハンドルを設け、ハンドキャリーにも便利
  • 「アクセサリーストラップス」(別売り)を活用して、バッグの容量を拡張
  • バッグ表面には耐候性素材、また頑丈なYKK製ジッパーを採用

スペック

サイズH47.6×W30.5×D15.9cm
容量18L
重量1.19kg

キャリーオール ダッフル

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ワンダードの「キャリーオールダッフル」が、新サイズとともに登場する。バックパックとしてもダッフルバッグとしても使用できるバッグで、週末の旅行や近場のジムに行くときなど、幅広いシーンで活躍する。

メインコンパートメントはダブルジッパーで大きく開き、ポーチや着替えなど、嵩張る荷物もたっぷり収納できる。蓋の内側には大きなジッパー付きメッシュポケットが付いている。60L、40L、30Lの3サイズ展開。取り扱いはブラックのみ。

製品特徴

  • ダブルジッパーで大きく開くメインコンパートメント
  • 小物の収納に便利な、使い勝手の良い各種ポケットを装備(AirTag用ポケットも)
  • バッグ内側に、汚れた衣類や靴などを分けて収納できる拡張性の高い大きなポケット付き
  • バックパックスタイルでの移動に便利な、取り外し可能なチェストストラップが付属
  • ロック機構の付いたジッパープルを採用し、セキュリティ性も高い構造
  • バッグ表面には耐候性素材、また頑丈なYKK製ジッパーを採用
  • 60L、40L、30Lの3サイズ展開で、目的にあった大きさを選べる
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スペック

60L40L30L
サイズH35.6×W61×D25.4cmH32.9×W55.9×D25.4cmH32.4×W48.3×D22.9cm
サイズ(メインコンパートメント)H31.5×W42cmH30.5×W36.5cmH28×W29cm
容量60L40L30L
重量1.45kg1.34kg1.14kg
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Telestream、NAB 2025に出展。最新映像制作ソリューションを披露[NAB2025] https://jp.pronews.com/news/202503120813584232.html 584232 Wed, 12 Mar 2025 08:13:36 +0000 technology Telestream は、2025年4月5日から9日まで、ラスベガスで開催されるNAB 2025に出展する。West HallW1501ブースでは、最先端の放送・メディア業界向けソリューションが展示される予定だ。

波形モニタ:SDI/IP波形モニタ PRISM

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Telestream の波形モニタ「PRISMシリーズ」に、奥行き 12.5cm のコンパクトな新機種が登場する。1画面表示のMPSと2画面表示のMPDが用意され、用途に応じて選択可能だ。

PRISMは、インターフェースと機能によって3つのモデルがラインアップされている。

  • 100:SDI専用モデル
  • 200:SDI/IP 両対応モデル
  • 300:SDI/IP 対応+ジッタ測定機能

SDIとIP、HDと4Kの混在表示に対応し、設置場所や消費電力の削減に貢献する。JPEG XSオプションにも対応し、Tally(TSL5.0)や3D LUT入力など、最新機能も搭載されている。

シンクゼネレータ:SPG9000

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IP/SDI放送システム同期信号発生器「SPG9000」は、2つの独立したPTP用1G/10Gポート、マルチGNSSレシーバ(GPS, GLONASS, BeiDou, Galileo, QZSS みちびき)を備える。

BB(SMPTE318M 準拠)/3値同期を生成可能、IP系とSDI系の機器との同期を1台で実現可能。リファレンス喪失時には、Stay Gen Lock&Clean Holdover recoveryで安定した動作を維持する。12GSDIおよびST2110 ストリーム出力機能のほか、新たにSecondary Clock対応する。

オプションはライセンス形式で後付け可能だ。

Vantage

Vantageは、120種以上の映像音声フォーマットに対応したトランスコーダ。クラウド(Vantage Cloud、Vantage Gateway)とオンプレの両方で利用可能だ。ワークフローを自由にデザインし、煩雑な作業を自動化する。

最大16bit 4:4:4::4での処理により、入力画像の品質を損なわずに高品質なトランスコードを実現。MP4、H.265、XAVC、XDCAM、MXF など、様々なフォーマットに対応する。フレームレート変換、QC など多彩なオプションも用意されている。

専用のLightspeed Serverを使用することで、最大実時間の9倍の速度向上が可能。新Lightspeed Server VLS100/200/300も発表され、処理速度は従来型より最大30%向上している。

エコシステム Vantage

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Vantage を中心としたエコシステムでは、以下の機能が提供される。

  • Grid Processing:トランスコードされた複数のファイルを一本化
  • Qualify:ファイルQCであるVidcheckerとAuroraの長所を生かしたQualifyを製品化。クラウドだけでなくオンプレミス環境でも利用可能に
  • Iconik connector:Iconik社製のソフトウェアMAMと接続可能に
  • Stanza:日本語を含む多言語に対応した文字起こしソフト

Lightspeed Live Capture

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Lightspeed Live Capture は、SDI入力やIPストリーム入力をファイル化するインジェスタだ。

  • 入力インターフェース:SDI:1.5G/3G×4 もしくは8、IP:ST-2110、NDI、MPEG-2 TS、RTMP、SRTなど
  • 主な出力ファイルフォーマット:Apple ProRes、DNxHD、XDCAM、XAVC など
  • 主な対応コンテナ:MXF、QuickTime、MP4、MPEG Transport Stream など

Live Schedule Pro で収録の時間やチャンネルを管理可能。ソフトウェア版も用意されている(ST2110およびSDI非対応)。

また、新サーバ「VP300」も発表される。

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SDIは1.5G/3G×最大16。従来モデルの最大2倍の処理能力を持ち、XDCAM、XAVCは最大16系統同時ファイル化が可能だ。ローカルストレージは30TB(従来モデルは7TB)。OS用SSDは2×800GB NVMe(RAID 1)となっている。

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キッザニア東京「ドラマ制作スタジオ」が期間限定で登場。番組のセットや台本を再現 https://jp.pronews.com/news/202503111712584134.html 584134 Tue, 11 Mar 2025 17:12:46 +0000 technology こどもの職業・社会体験施設「キッザニア」の企画・運営を行うKCJ GROUP株式会社は、株式会社TBSテレビの協力のもと、2025年4月1日(火)から4月7日(月)まで、キッザニア東京にて期間限定「ドラマ制作スタジオ」パビリオン(以下:同パビリオン)をオープンする。同パビリオンでこども達は、4月から放送が開始されるテレビドラマ「キャスター」(テレビ局の報道番組を舞台にした内容)をモチーフにしたセットの中で、ドラマのワンシーンに出演するドラマ俳優の仕事が体験できる。

こども達は、俳優の仕事や撮影するドラマのテーマ、役柄の意味などの説明を聞いた後、全員で台本の読み合わせを行い、それぞれの役柄に合わせたセリフを暗記する。各自の役柄の動きやカンペ(スタッフが出演者に伝達する小道具)を確認しリハーサルを経て、リアルなセットの中で行う本番ではそれぞれの役を演じる。演じたドラマの台本は持ち帰り可能。

さらにイベント期間中、キッザニア東京に来場したこども達がドラマに関する豆知識を知ることができるクイズラリーを実施し、全問正解するとプレゼントがもらえる。

TBSとKCJ GROUPは、同イベントを通じてこども達が、テレビのドラマや番組ができるまでの一連の流れや、1つの番組には様々なスタッフが関わっていることなどを学ぶとともに、ドラマ俳優が見る人を楽しませる仕事であることを知り、ドラマ制作の楽しさを感じて欲しいと考えているという。

「ドラマ制作スタジオ」パビリオン概要

  • 職業名:ドラマ俳優
  • 定員:6名/1回
  • 所要時間:約30分
  • 給料:10キッゾ
  • 成果物:セリフ台本付ノート
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