PRONEWS https://jp.pronews.com Fri, 04 Jul 2025 11:25:42 +0000 ja (c) PRONEWS Co., Ltd. Kiloview、「Cradle Series RF02」および対応カードを日本で発売。最大18枚のジュールカードで多様なIP映像運用を支える https://jp.pronews.com/news/202507041704624431.html 624431 Fri, 04 Jul 2025 17:04:05 +0000 株式会社アスクは、同社が取り扱うKiloview社の新製品「Kiloview Cradle Series RF02」および対応カード製品を日本国内で販売を開始した。希望小売価格は税込752,400円。

Kiloview Cradle Series RF02は、Kiloview社製の映像エンコーダー・デコーダーモジュールを最大4台まで搭載可能なラックマウント型のベースユニットだ。省スペース化と一括管理を実現し、放送・配信・イベント・教育機関など、様々な映像制作・配信現場で高い柔軟性と効率性を提供するとしている。

冗長電源や冷却ファンを標準搭載し、安定した24時間運用も可能。組み合わせ可能な各種モジュールカードもラインアップしており、用途に応じたシステム構成が可能だ。

Kiloview Cradle Series RF02について

Kiloview Cradle Series RF02は、IPベースの映像配信現場で活用されるエンコーダーやデコーダーを省スペースに統合管理するためのラックマウント型ベースユニットだ。2RUサイズの筐体に最大4枚の専用モジュールカードを搭載でき、電源・ネットワーク配線も一元化。現場での設営・管理工数を大幅に軽減する。

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冗長電源に標準対応しており、長時間の安定運用が求められる放送設備や配信現場でも安心して使用できる。用途に応じて必要なモジュールを自由に組み合わせることで、柔軟かつ拡張性の高い映像伝送システムを構築可能だ。

現在対応する専用カードとして、N50用カード(FN-50)、N60用カード(FN-60)、メディアゲートウェイカード(FMG-400)をラインアップしており、今後さらに対応カードの拡充も予定されている。

製品特徴

  • 最大18枚のKiloview専用モジュールカードを搭載可能
  • 冗長電源・冷却ファン搭載による高信頼性設計
  • 省スペースな2RUラックマウント筐体
  • 各モジュールカードにより、NDI、SRT、その他のIP映像伝送プロトコルに対応
  • ネットワーク・電源配線の集中管理で設営・撤収を簡素化
  • 放送局、配信現場、教育機関、企業内映像配信、ライブイベントなどに最適

活用例

  • 映像配信現場で複数のエンコーダー・デコーダーを一括管理したい方
  • IP映像システムの省スペース・高信頼な構成を求めるシステムインテグレーター
  • 配信設備のメンテナンス性・拡張性を重視される方
  • イベント会場や中継現場で配線作業の負担を減らしたい運用担当者
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焦点工房、SHOTENの電子マウントアダプター「GTZ」発売。AF駆動用モーター内蔵、オートフォーカス撮影が可能 https://jp.pronews.com/noncategory/202507041633624401.html 624401 Fri, 04 Jul 2025 16:33:40 +0000 株式会社焦点工房は、SHOTENの電子マウントアダプター「GTZ」を2025年7月4日(金)に発売する。希望小売価格は税込57,000円。

SHOTEN GTZ は、コンタックスGマウントレンズをニコンZマウントのミラーレスカメラでAF動作させる、電子マウントアダプターだ。AF駆動用モーターを内蔵しており、レンズ側のマウント面を前後に動かすことでピントを調整する。また、ボディ側マウントの電子接点により、各種情報をボディに伝達する。

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特長

  • 各種AFモード(AF-S/AF-C)、「人/動物被写体検出」「顔検出/瞳AF」に対応
  • カメラボディの手ブレ補正機構に対応
  • 「フォーカスダイヤル」を搭載。レンズ本来の最短撮影距離を短縮
  • レンズ名6種をExifデータに正確に記録(レンズデータの切り替え設定が必要)
  • Fnボタンの操作により、簡単にフォーカスモード AF/MF(無限遠)/MF(接写)を切り替え可能
  • Fnボタンはカメラのカスタム機能に対応。各種機能割り当てが可能
  • 底面にmicroUSB端子を搭載。PC端末との接続で、ファームウェアのアップデート可能
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※使用イメージ。マウントアダプター以外は商品に含まれない

仕様

対応レンズマウント コンタックスG
対応カメラマウント ニコンZ
素材 真鍮×アルミニウム合金
サイズ 約81×66×23mm
質量 約194g
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ローランド、ゲーム配信グループ「三人称」とのコラボ「BRIDGE CAST」発売。限定フェイスプレート付属 https://jp.pronews.com/news/202507041615624389.html 624389 Fri, 04 Jul 2025 16:15:05 +0000 ローランド株式会社は、ゲーム配信者グループ「三人称」とのコラボレーションによる、オリジナルデザインのゲーミング・ミキサー「BRIDGE CAST」を発表する。

三人称オリジナル・デザインのフェイスプレートが付属する限定パッケージは、2025年7月11日(金)~7月21日(月・祝)に東京の「ラフォーレ原宿」で開催されるポップアップストア「SANNINSHOW GENERAL STORE」にて、台数限定で販売される。

近年、ゲームのプレイ画面に実況音声やリアクション映像を加えた「ゲーム配信」が多くの視聴者を集め、ゲーム配信で収益を得る「ストリーマー」も増加している。ますます盛り上がりをみせるゲーム市場に向け、ローランドでは、電子楽器や音響機器の技術を活かし開発したゲーミング・オーディオミキサー「BRIDGE CAST」を2023年1月に発売した。ゲーム配信のための多彩な機能や、高い操作性などで好評を博している。

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このたび、ローランドと人気のゲーム配信者グループ「三人称」のコラボレーションで、「BRIDGE CAST」用のオリジナル・フェイスプレートが制作された。三人称のメンバー「鉄塔」「ドンピシャ」「ぺちゃんこ」の3人のイラストが大胆に配置されたデザイン。パネルは高精細なUVプリントで仕上げられており、アート作品のような美しさと質感を実現している。

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BRIDGE CASTとは

BRIDGE CASTはゲーミング・オーディオミキサーで、ゲームとチャットの音を高音質化し、クオリティの高い配信を実現している。さらに、パフォーマンスの向上にもつなげることができ、視聴者や「いいね」を増やしたいストリーマーにおすすめの製品だという。ブラックのカラーリングの通常モデルと、2023年12月発売のアイスホワイトの2色を取り揃えている。

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またゲーム配信向けの著作権フリーのBGMと効果音を提供するサービス「BGM CAST」も用意。「BRIDGE CAST」でのゲーム配信時に、著作権フリーのBGMをユーザーの選んだ「ムード」にあわせて自動的に選曲し、流し続けることが可能。

多彩なBGMと効果音を使用した動画配信を手間なく実現し、配信のクオリティをさらに向上させることができる。「BGM CAST」は、音楽制作用の高品位なプラグイン音源やサービスを提供するクラウドベースのプラットフォーム「Roland Cloud」に登録することで使用できる。

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Viltrox、7インチ超高輝度HDタッチモニター「DC-A1」発売。直射日光環境でも鮮明に表示、高度なモニタリングツール搭載 https://jp.pronews.com/news/202507041604624364.html 624364 Fri, 04 Jul 2025 16:04:40 +0000 映像嵐株式会社は、同社が取り扱うViltroxのモニター「DC-A1」を発売した。希望小売価格は税込53,000円。

Viltrox DC-A1は、プロの映像クリエイターや写真家の現場ニーズに応える7インチ超高輝度HDタッチモニターだ。2800ニットの圧倒的輝度により直射日光環境でも鮮明表示を実現する。

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フォーカスピーキング・ゼブラパターンなど高度なモニタリングツール搭載で撮影精度と効率を向上。カスタムLUTのインポート対応により撮影現場から後期制作までカラー整合性を維持し、アスピリングクリエイターからプロチームまで幅広いユーザー層に、使いやすさとパワーを両立させた画像モニタリングソリューションを提供するとしている。

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特徴

  • 2800ニット超高輝度ディスプレイ:視認性の新基準
  • プロ向けモニタリング支援:網羅的かつ精密なコントロール実現
  • 操作革新:指先一つで手軽なコントロール実現
  • 卓越ディスプレイ:どの角度からも鮮やかな視認性
  • 4K伝送対応:スムーズなモニタリング体験実現
  • インテリジェント温度制御:冷静に、生産的に作業継続
  • クイックリリース式サンフード:強光を恐れず快適モニタリング
  • マルチ電源対応:長時間安定稼働実現
  • 最適サイズ設計:究極のポータビリティ実現
  • 高耐久設計:信頼性と耐久性を両立
  • 革新的デザイン:使いやすさに配慮したレイアウト
  • 充実アクセサリー:ワンストップソリューション提供
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仕様

パネルタイプ タッチスクリーン
ディスプレイ 7インチIPS触控操作画面
解像度 1920×1080
コントラスト比 1000:1
画面輝度 2800ニット
視野角 170°
色深度 8ビット
信号変換 HDMI
冷却ファン 搭載
音声出力 3.5mmヘッドホンジャック
信号入力 HDMI 2.0
信号出力 HDMI 2.0
対応バッテリーモデル NP-F550/F750/F970
本体サイズ(mm) 187.8×110.5×28.5mm
重量 約348g
電源ポート DC 10V-18V=-2A; Type-C≥9V-=3A,(9V/12V/15V/20V=3A)
OSD言語 英語/簡体字中国語
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Leitz Cineブースレポート。THALIA 20mm、HUGO 40mm、VENICEエクステンションシステムMini専用LPLマウント登場 Vol.05 [CineGear2025] https://jp.pronews.com/special/202507041314624252.html 624252 Fri, 04 Jul 2025 13:14:53 +0000 Leitz Cineは、多様なシネマレンズを継続的に供給するハイエンドブランドであり、業界で最も広範なラインナップを有している。現在、フルフレーム以上をカバーするレンズが6種類あり、加えてスーパー35mm対応の「SUMMILUX-C」と「SUMMICRON-C」の2種類があるため、合計で8種類のレンズが展開されている。

パフォーマンス、レガシー、キャラクターシリーズが拓く映像表現の可能性

Leitz Cineが提供する8種類のレンズのカテゴリー分けは、その差別化において注目すべき点である。同社によると、これらのレンズは「パフォーマンスシリーズ」「レガシーシリーズ」「キャラクターシリーズ」の3つのカテゴリーに分類され、この区分は約3年前に導入された。

「パフォーマンスシリーズ」「レガシーシリーズ」「キャラクターシリーズ」の3つのカテゴリー分けの紹介

パフォーマンスシリーズは、光学的な完成度を追求したレンズ群である。これらのレンズは、画面の中心から周辺部まで均一な描写を目標として開発された。Leitz Cineの技術と知見を最大限に活用し、最高の品質を実現したレンズであり、「LEITZ PRIME」「LEITZ ZOOM」「SUMMILUX-C」がこのシリーズに含まれる。

Leitz Cineのレガシーシリーズは、すべてライカのスチールレンズを基に開発されたレンズで構成される。「THALIA 65」は、ライカSシステム(中判レンズ)をベースに設計されている。また、「M 0.8」と「HUGO」はライカのMレンズを基にしている。M 0.8はMレンズにギアを追加したものであり、HUGOは絞り羽根を円形ボケになるように変更し、近接撮影距離を半減させている。さらに、HUGOはLPLマウントの堅牢なシネマレンズハウジングに収められている。

THALIAシリーズの名称は「THALIA 65」になり、外見に「65」の文字が入るようになった
こちらはHUGOシリーズ50mmのLPLマウントモデル

これらのレガシーシリーズのレンズは、ライカのスチールレンズをベースとしているため、フォーカシング時にブリージングが発生し、画面の中心から周辺にかけて描写の変化が見られるという特徴を持つ。

キャラクターシリーズは、フレームの端へ向かうにつれて描写性能が緩やかに変化し、フレア特性が強調されることで立体感と温かみのある肌色を表現する。このシリーズは、メーカーが光学的な表現の幅を追求する場と言えるだろう。フルフレーム対応のELSIEシリーズは、フルフレームレンズの中では比較的新しいが、高い品質を保ちつつ、特徴的なフレアやボケ味を実現している。このシリーズのレンズは、特に撮影監督からの評価が高い傾向にある。

THALIA 20mm、HUGO 40mm、そしてVENICEエクステンションシステムMini向けLPLマウントの登場

Leitzブースでは、以下の新たな展開が確認された。

THALIAシリーズに20mmレンズが追加される見込みである。現在THALIAシリーズは24mmまでが展開されているが、新たに開発される20mmレンズは65mmフォーマットをカバーする性能を持ち、7月に出荷が予定されている。

HUGOシリーズのラインナップも拡張される。現在18mmから135mmまでが提供されているが、Mレンズには存在しない40mmのHUGOレンズが追加される予定である。40mmはシネマ業界で好まれる焦点距離である。

3つ目はソニーの新型カメラ「VENICEエクステンションシステムMini」に、Leitz製の専用LPLマウントが登場する。このマウントにはPL変換機能も備わっており、製品として近日中に発売される予定である。ソニーは自社でLPLマウントアダプターを提供しておらず、カメラ本体はEマウントとPLマウントで出荷されている。これは、VENICEシリーズと同様に、LPLマウントに関してはARRIとの互換性を考慮し、サードパーティー製アダプターに任せるという方針によるものだ。Leitz製のこのLPLマウントは、その方針に沿う形で提供され、ユーザーへの利用が推奨されている。

ブースにはVENICEエクステンションシステムMiniの実機
こちらが「VENICEエクステンションシステムMini」対応のLeitz製専用LPLマウントだ

最後に、富士フイルムGFXが搭載する幅44mmセンサーへの対応について確認した。Leitz Cineの中でもGFXに推奨されるレンズとしてTHALIAシリーズが挙げられるが、ELSIEシリーズも広範囲をカバー可能である。ELSIEはフルフレーム対応とされているものの、実際にはそれ以上のイメージサークルを有しており、GFXの動画モードにおける15mmからのセンサーサイズ全域をカバーできる。したがって、GFXでの撮影においてはELSIEも有力な選択肢となるだろう。

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Blackmagic Design導入事例:フランスの有料放送CANAL+「MotoGP」撮影の場合 https://jp.pronews.com/news/202507040824623876.html 623876 Fri, 04 Jul 2025 08:24:16 +0000 Blackmagic Designによると、フランスの大手有料放送CANAL+が、MotoGP(ロードレース世界選手権)のドキュメンタリーを新製品Blackmagic URSA Cine Immersiveカメラで全編撮影し、DaVinci Resolve Studioで仕上げたという。

MotoGPとAppleが協力して制作した同ドキュメンタリーは、ル・マンで開催されたフランス・グランプリにおいて、世界チャンピオンのヨハン・ザルコと彼のチームが劇的な勝利を収める様子を追っている。このスポーツドキュメンタリーは、撮影、ポストプロダクション、そしてApple Vision Proでの視聴を実現する新世代イマーシブ・ワークフローの一部である。

MotoGPは常に、観客がスクリーン上でより多くの内容を視聴できるよう挑戦してきた。CANAL+は、最新のプロジェクトで、レースウィークエンドを特徴づけるスピード感だけでなく、静かな瞬間もキャプチャーすることを目指した。

同ドキュメンタリーは、8160×7200(58.7メガピクセル)のデュアルセンサーを搭載したURSA Cine Immersiveカメラを使用して90fpsで撮影され、Appleの空間オーディオとミックスされた1つのファイルに3Dのイマーシブ・シネマコンテンツが書き出された。このMotoGPのスポーツ体験では、ピットレーンやパドックから表彰台まで、視聴者はアクションの中心に身を置くことになる。

CANAL+のエティエンヌ・ピドゥー氏は、次のようにコメントしている。

ピドゥー氏:MotoGPは、まさにこのフォーマットにうってつけのイベントです。

生のスピードを体感し、フラットスクリーンでは見逃してしまうようなディテールまで見ることができます。これまで以上にマシンやチームを近くに感じることができるんです。

視聴者をアクションの中心置くために、CANAL+は複数のURSA Cine Immersiveカメラを使用したという。

CANAL+のピエール・マイラット氏は、次のようにコメントしている。

マイラット氏:2台のカメラを台座に設置し、1台のカメラをステディカムに設置しました。

その瞬間に起こっている出来事に応じて、ステディカムと固定のセットアップをすばやく切り替えられるようにすることが狙いでした。ステディカムのセットアップは非常に重宝しましたね。

ステディカムのおかげで、瞬時に変化する環境に迅速に対応でき、撮影時の機敏性も向上しました。

ピドゥー氏:イマーシブビデオは、撮影の仕方を変えます。

180°の視野があるため、計画により多くの時間を費やす一方で撮影の時間は減り、撮影後に構図を再び考えることになります。ピットレーンのような狭くてごちゃごちゃした空間の撮影では特に顕著ですね。

チームのガレージ内の照明も考慮する必要があったという。

ピドゥー氏:90fpsのステレオスコピック撮影を補うために、追加の照明を使用しました。

各カメラには、一次空間オーディオを拾うためのアンビソニックマイクが取り付けられ、インタビューやその他の重要な音源には個別のマイクが追加で使用された。

マイラット氏:イマーシブミックスはアンビソニックスAフォーマットで収録し、他のソースはチャンネルベースで収録しました。

すべてワイヤレスでタイムコードを付け、カメラと外部レコーダーの両方で同期しました。

DaVinci Resolve Studioを起動したMac StudioとApple Vision Proを搭載したポータブルの制作カートが走路の側に設置され、状況に応じてショットのモニタリングおよびテストを行った。

マイラット氏:このアプローチにより、撮影直後にコンテンツを確認したり、現場でフレーミングを確認することができました。

Canal+は、メディアのオフロードとバックアップ処理用に、DaVinci Resolve Studioを起動した2台目のMac StudioとApple Vision Proをルマンのホテルに設置した。8TBの内部ストレージを使用してメディアモジュールに直接収録することで、撮影スタッフはカードを交換することなく、トラック上で2時間を超える8Kのステレオスコピック3Dのイマーシブ映像を撮影することができた。

ポストプロダクションはパリで行われ、Canal+はMac StudioでDaVinci Resolve Studioで、編集、カラーグレーディング、オーディオミキシングを行った。

マイラット氏:ステレオスコピックのタイムラインをApple Vision Proで直接プレビューすることもできました。イマーシブのグレーディングに不可欠です。

空間オーディオは、DaVinci Resolve StudioのFairlightでミキシングされた。

マイラット氏:当初は他のデジタルオーディオ・ワークステーション(DAW)を使用するつもりだったのですが、DaVinci Resolve StudioとFairlightは、Apple Vision Proにクリエイティブな柔軟性と高品質な結果の両方を提供してくれるプラットフォームでした。

ピドゥー氏:URSA Cine Immersiveカメラを使って撮影し、Apple Vision Proで確認すると、普段は背景として扱うものの中に、素晴らしい瞬間が見つかりました。トラックの清掃、ヘルメットのクローズアップ、観客、それらすべてが体験の一部となるんです。

MotoGPおよびAppleのイマーシブ・スポーツ体験は、2025年9月からApple Vision ProのCANAL+アプリで視聴可能。

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キヤノン「EOS C400/C80」が新ファームウェアで進化。3段階のBaseISO設定やVP機能をアピール Vol.04 [CineGear2025] https://jp.pronews.com/special/202507032314623803.html 623803 Thu, 03 Jul 2025 23:14:42 +0000 キヤノンブースでは、「EOS C400」と「EOS C80」が主要な展示製品であった。2024年11月に発売されたEOS C80は、Cine Gear LA Expo初登場だ。また、2025年6月5日に発表されたEOS C400/C800新ファームウェアに関する実機展示も行われた。来場者は、7月下旬の一般公開に先立ち、このファームウェアアップデートの内容を実機で体験することができた。

このアップデート情報はキヤノンUSAがすでに公開し、YouTubeで紹介ビデオも配信しているが、一部地域、例えば日本ではまだ公式発表されていない。キヤノンUSAによれば、米国では2025年7月下旬に一般公開される予定である。

キヤノンブースはEOS C400とEOS C80が主要な展示だ

カメラ表示機能の強化とバーチャルプロダクション対応の進化

今回のファームウェアアップデートの大きな特徴の一つは、EOS C400およびEOS C80のカメラモードにおける「DISPレベル2」の表示強化である。画面表示が更新され、センサーモードと解像度、各カードスロットで選択された記録コーデック、カスタムピクチャー、ガンマ、色空間、電子水準器の傾斜など、より多くの情報が一目で確認できるようになった。これにより、画面にほぼ全ての情報を集約して表示できるようになった点が今回の主要なアップデート要素である。

アップデートを適用した表示の様子

もう一つの主要なアップデートは、両カメラがバーチャルプロダクション向けにCVプロトコルのマルチキャストに対応することだ。これにより、1台のカメラから複数のPCへレンズメタデータなどのデータを送信できるようになる。

ブースではCV Protocolをリアルタイム表示する様子が公開された

キヤノンのバーチャルプロダクションシステムは、レンズとカメラの撮影情報をリアルタイムで通信・演算し、バーチャルプロダクションに適したCVメタデータをイーサネットケーブル1本で取得・記録する機能を持つ。このCVプロトコル自体はEOS C400の発売当初から対応しており、今後さらに活用が期待されている。

撮影現場での効率を高める新機能群

その他のアップデートに関しても紹介する。EOS C400およびEOS C80のファームウェアアップデートにおいて、Cinema RAW Lightクリップをカメラ内で再生する際に、歪曲収差と色収差の補正に対応した。これにより、制作チームはメディアをコンピューターに転送することなく、撮影現場で映像を正確に確認できるようになった。

また、これらのカメラでは、登録可能なルック/LUTファイルの数が20から256に増加し、記録中にデジタルIS(手ブレ補正)を一時停止する機能も追加された。

EOS C400には、トラッキングAFとマニュアルフォーカスを組み合わせる機能が加わった。トラッキングAFが有効な状況下でも、レンズのフォーカスリングを使用して手動でフォーカスを調整でき、マニュアルフォーカス完了後はカメラがフォーカスを保持し、トラッキングAFが自動的に再開される仕組みである。

3段階のBaseISO設定技術をデモンストレーション

ブース内では、キヤノン独自の「3段階のBaseISO設定」のデモンストレーションも注目を集めた。この技術は、裏面照射積層型6Kフルフレームセンサーを搭載した、EOS C400とEOS C80のみに対応する。

キヤノンEOS C400およびEOS C80は、3段階のBaseISO設定に対応している
左のEOS C80がBaseISO 800で、右のEOS C80がBaseISO 12800

デモンストレーションでは、BaseISO 800とBaseISO 12800の比較が行われた。ND6ストップフィルターを使用し、F16まで絞られた極めて暗い環境下での撮影設定であったが、BaseISO 12800ではISO感度6400設定時でもノイズがほとんど目立たず、BaseISO 800設定時と比較して低ノイズ性能が際立っていた。

    テキスト
BaseISO 800とBaseISO 12800の比較
※画像をクリックして拡大

EOS C400とEOS C80は、ISO800/3200/12800の3つのBaseISOから選択が可能だ。通常の撮影環境では800、夕方や夜間などの状況では3200、さらに特殊な低照度環境では12800を用いることで、ノイズを抑えながら撮影できる点が特長だ。

EOS C400の発表から約3ヶ月後にEOS C80が発表されたため、EOS C80はEOS C400の廉価版と見られる傾向があるが、実際には3段階のBaseISO設定をはじめとするEOS C400の主要な機能がEOS C80にもほぼ継承されている点も注目点だ。

レンズ展示とマルチカメラコントロールの進化

キヤノンブース中央には「レンズバーコーナー」が設置され、通常見ることのできない放送用レンズが多数展示されていた。シネマレンズでは「Sumire Prime」、放送用レンズではフルサイズズームやシネマズーム「FLEX ZOOM LENS」などが並べられ、来場者は実際にレンズを手に取りながら説明を受けることができた。

展示レンズの中には、動画と静止画の両方に対応し、全てのレンズで形状が統一された大口径超広角単焦点Lレンズ「F1.4 L VCM」シリーズも含まれた。20mm、24mm、35mm、50mmの4本がラインアップされており、20mmから50mmまでの焦点距離で完全に同じサイズを実現することで、ジンバルでのレンズ交換が容易になるなど、撮影現場での利便性が高められている。

EOS C400とEOS C80に対応する「Canon Multi-Camera Control」のデモンストレーションも実施された。このアプリはWi-Fi経由でカメラを制御するもので、複数のカメラの同時スタート・ストップ制御に加え、タブレット1台で複数のカメラのシャッター操作や各種設定変更を細かく行える。パワーズーム対応レンズであれば、ズーム操作も可能であった。

さらに同社ブースでは、Cine Gear Expo LAであるがゆえにPTZカメラの展示は控えめであったものの、次期バージョンでCanon Multi-Camera ControlがPTZカメラをサポートするという、まだ公開されていないベータ版のデモが行われた。

デモでは、タブレットのタッチパネルからパンやチルトのコントロールが可能になる予定であることが示され、CR-N700、CR-N500、CR-N300などのPTZカメラがCanon Multi-Camera Controlで制御される様子が公開された。PTZ関連では、他にも様々なアップデートが計画されているとのことである。

CR-N700、CR-N500、CR-N300をCanon Multi-Camera Controlでコントロールするデモが公開されていた
画面の下のタッチパネルでPTZカメラのコントロールが可能になるという
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ヤマハ、高音質コンデンサーマイクロフォン「YCM705」発売。楽曲制作を中心にライブ配信や映像コンテンツ制作にも最適 https://jp.pronews.com/news/202507031802624029.html 624029 Thu, 03 Jul 2025 18:02:24 +0000 ヤマハ株式会社は、楽曲制作を中心にライブ配信や映像コンテンツ制作にも最適なコンデンサーマイクロフォン「YCM705」を2025年7月10日(木)に発売する。希望小売価格は税込48,400円。

YCM705は、感情豊かなボーカルの繊細な息づかいや、楽器を演奏する指づかいも逃すことなく音の細部まで忠実に捉え、楽曲制作やライブ配信、映像コンテンツ制作において、クリエイターやアーティストが音・音楽に込めた想いをありのままに表現する「True Sound」を実現するコンデンサーマイクロフォンだ。

カスタム設計の1インチラージダイアフラムコンデンサーカプセルを採用し、目的の音を捉えやすい単一指向性に対応している。また、入力信号を3段階変更可能なパッドスイッチを搭載し録音の自由度を高めたほか、不要な低域ノイズを低減することで音源をクリアに録音可能なローカットフィルターを搭載している。

ブラックとホワイトの2種類のカラーバリエーションを用意し、いずれも、管楽器のフォルムから着想を得た、流れるような曲線をデザインに取り入れている。

主な特長

カスタム設計のマイクロフォンカプセルと録音性能

YCM705は、感情豊かなボーカルの繊細な息づかいや、楽器を演奏する指づかいを逃すことなく臨場感あふれるサウンドを再現する、カスタム設計の1インチラージダイアフラムコンデンサーカプセルを採用した。

また、単一指向性のため目的の音を捉えやすく、レコーディングにおいてプロレベルの仕上がりを容易にし、クリエイターやアーティストが音・音楽に込めた想いをありのままに表現する「True Sound」を実現するという。

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録音の自由度を高めるパッドスイッチを搭載

YCM705はパッドスイッチを搭載し、入力信号をOFF、-10dB、-20dBの3段階で変更可能だ。ボーカルやアコースティックギターだけでなく、大音量のドラム、管楽器、金管楽器、ピアノなどの楽器も録音することができる。

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不要な低域ノイズを減らすローカットフィルターを搭載

YCM705は、ローカットフィルターを搭載し、エアコンの音など不要な環境音や低域ノイズを低減することで、音源をよりクリアにレコーディングできる。また、複数の楽器をそれぞれ別のトラックに録音する場合、不要な低域を調整することで、最終的なミキシング作業を容易にする。

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楽器を想起させる、流れるような曲線を取り入れたデザイン

「YDMシリーズ」同様にYCM705にも、管楽器の流れるような曲線から着想を得た、洗練されたデザインを採用している。また、堅牢なメタルボディはマットな表面仕上げを施すなど細部にまでこだわった全体のデザインは、基本性能の高さとレコーディングツールとしての奥深いポテンシャルを表現しているという。

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音質を高め、快適に使用するためのアクセサリーを付属

YCM705は、マイクスタンドから伝わる振動を低減するショックマウントや、音質を損なうことなくボーカル録音時に発生するノイズを防ぐポップフィルターなど充実したアクセサリーを付属している。

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主な仕様

形式 1インチラージダイアフラムDCバイアスコンデンサー
指向性 カーディオイド
PAD 0/-10/-20dB、切替可能
ローカットフィルター 80/160Hz、6dB/oct、切替可能
周波数特性 20Hz~20kHz
感度 24mV/Pa(-32.5dBV/Pa at 1kHz、0dB PAD、1Pa=94dB SPL)
出力インピーダンス 200Ω以下
最大入力音圧レベル 120/130/140dB(0/-10/-20dB PAD)(0.5%THD at 1kHz)
ダイナミックレンジ 108/118/128dB(0/-10/-20dB PAD)
ファンタム電源 48V/4mA
SN比 82dB
寸法(マイクのみ) Ø55×H219mm
質量 671g(マイクのみ)、842g(ショックマウント含む)
端子 XLR3ピン
同梱品 マイクロフォン、ショックマウント、ポップフィルター、マイクポーチ、変換ネジ(3/8インチ-5/8インチ変換)×1、ショックマウント用ゴムリング(予備)×4、取扱説明書(保証書付)
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Vizrt、オーディオ接続・管理ソリューション「Viz Connect Audio」発売。NDIネットワークで一元管理 https://jp.pronews.com/news/202507031734624010.html 624010 Thu, 03 Jul 2025 17:34:25 +0000 株式会社アスクは、同社が取り扱うVizrt社の新製品「Viz Connect Audio」の国内取り扱いを開始した。

Vizrt社が開発するNDI対応のオーディオ接続・管理ソリューション「Viz Connect Audio」は、これまで映像中心だったNDIワークフローにおいて、オーディオ信号もネットワーク上で柔軟に取り扱うことを可能にする。

オーディオ信号のルーティングや管理をネットワーク経由で一元化できるため、煩雑だった配線作業や機材設定の負担を軽減。ライブイベント、配信スタジオ、教育機関、企業配信、放送局など、多様な制作現場でオーディオ運用の効率化と省力化を実現するという。

Viz Connect Audioについて

Viz Connect Audioは、NDIネットワークに対応したオーディオ専用の接続・管理ソリューション。映像信号と同様に音声信号もNDIで取り扱い、ネットワーク上で柔軟にオーディオのルーティング・スイッチングが可能。高品質なNDI変換に対応し、複数のマイク、ミキサー、オーディオインターフェースなどからの入力を一元管理することで、オペレーターの負担を軽減する。

また、NDI Bridge機能との連携により、クラウドや遠隔地との音声伝送にも対応。専用の追加機材を用意することなく、安定した高品質のリモートオーディオ制作環境を構築できる。

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製品特徴

  • 48kHz/32bit浮動小数点による高品質なNDI変換に対応
  • フロントパネルまたはWeb UIからゲイン調整・ファントム電源のオン/オフが可能
  • 8chのモノラルアナログ入力(XLR‑1/4"コンボ)、4chのモノラルアナログ出力(XLR)を搭載
  • ヘッドホン出力とソロ機能を搭載し、現場での音声確認も容易
  • NDIネットワーク上で柔軟なオーディオ信号の送受信・ルーティングが可能
  • NDI Bridgeとの統合により、クラウドやリモート環境での音声伝送にもスムーズに対応
  • 配線工数を最小限に抑え、設営・撤収作業の効率化を実現
  • ライブイベント、配信、教育機関、企業配信、放送局など多様な現場で活用可能

活用例

  • ライブイベント・配信現場:マルチカメラ収録・配信時のマイク音声やBGM、通訳音声の統合管理
  • 教育機関・オンライン講義:教室・遠隔地間の講義音声統合による柔軟な教育配信環境の構築
  • 企業の社内イベント・ウェビナー:全社会議や製品発表会など、複数音声ソースの簡易運用に最適
  • リモートプロダクション・クラウド制作:拠点間をまたぐ音声送受信を安定して実現
  • 放送局・CATV局:小規模中継やニュース収録における柔軟な音声ルーティング
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SHOTEN、マウントアダプター「CFD-LM-A/LM-LSL-A」発売。New FD、FD、FL、Rの4種類のレンズをライカMマウントのカメラで使用可能に https://jp.pronews.com/news/202507031547623869.html 623869 Thu, 03 Jul 2025 15:47:32 +0000 株式会社焦点工房は、SHOTENのマウントアダプター「CFD-LM-A」と「LM-LSL-A」を発売した。希望小売価格は以下の通り。

  • CFD-LM-A:税込6,600円
  • LM-LSL-A:税込7,700円

CFD-LM-A

SHOTEN CFD-LM-Aは、キヤノン製一眼レフ用交換レンズであるNew FDマウント、FDマウント、FLマウント、Rマウントの4種類のレンズを、ライカMマウントのカメラで使用するためのマウント変換アダプターだ。TECHART製電子マウントアダプターLM-EA9 MarkII、TZM-02、LM-EA7との併用も可能。

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特長

  • New FDマウント、FDマウント、FLマウント、Rマウントの4種に対応
  • 着脱操作の向上のため、マウントアダプター本体の表面にはローレット加工が施されている
  • レンズと一体感のあるデザインで、まるでアダプターを装着していないかのような使用感
  • マウント面は高耐久・高剛性の真鍮パーツを採用し、高精度での取り付けが可能
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仕様

対応レンズマウント キヤノン NewFD、FD、FL、R
対応カメラマウント ライカM
素材 真鍮×アルミニウム合金
サイズ 約Φ62×12mm
質量 約60g

LM-LSL-A

SHOTEN LM-LSL-Aは、ライカMマウントレンズをL(ライカ/パナソニック/シグマ)マウントのカメラで使用するためのマウント変換アダプター。Mマウントレンズのクラシカルな外観に合わせ、花紋デザインを採用。装着時の一体感と質感を高めているという。

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特長

  • 着脱の操作性を高めるため、本体外周にすべり止めローレット加工を施し、扱いやすさを向上
  • Mマウントレンズの意匠に調和する花紋デザインを採用し、外観の統一感を実現
  • レンズマウント面には高耐久・高剛性の真鍮パーツを採用し、高精度での取り付けが可能
  • アダプター内部は艶消し塗装で、内面反射を大幅に抑制
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仕様

対応レンズマウント ライカM
対応カメラマウント L(ライカ/パナソニック/シグマ)
素材 真鍮×アルミニウム合金
サイズ 約Φ63×8mm
質量 約47g
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SmallRig、ソニー「FX2」用アクセサリーシリーズ発売。フルケージキット、ハーフケージ、ケーブルクランプなど6種類 https://jp.pronews.com/news/202507031520623814.html 623814 Thu, 03 Jul 2025 15:20:32 +0000 SmallRig Japan株式会社(以下:SmallRig)は、ソニーFX2用アクセサリーシリーズを発表した。ハーフケージからリストストラップ・Vマウントバッテリーマウントプレート付きまで6種類の製品をラインアップする。2025年7月1日(火)からSmallRig公式ストアにて予約販売を開始する。ラインアップと同サイトでの販売価格は以下の通り。

  • ソニーFX2用フルケージ:税込15,090円
  • ソニーFX2用フルケージキット:税込20,090円
  • ソニーFX2用基本ケージキット:税込28,490円
  • ソニーFX2用アドバンスケージキット:税込33,490円
  • ソニーFX2用ハーフケージ:税込8,390円
  • ソニーFX2用ケージ用USB-C & MULTIケーブルクランプ:税込3,390円
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ソニーFX2用フルケージ
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ソニーFX2用フルケージキット ※フルケージ、XLRハンドル延長リグ、リストストラップとHDMIケーブルクランプが含まれている
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ソニーFX2用基本ケージキット ※ケージ、回転式トップハンドル、リストストラップとHDMIケーブルクランプが含まれている
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ソニーFX2用アドバンスケージキット ※ケージ、トップハンドル、リストストラップ、HDMIケーブルクランプとVマウントバッテリーマウントプレートが含まれている
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ソニーFX2用ハーフケージ(製品ID:5591)
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ソニーFX2用ケージ用USB-C & MULTIケーブルクランプ

製品特徴

フルケージは2点固定システムを採用しており、安定性を向上させる。チルト式電子ビューファインダーの回転、ダイヤル、ボタン、バリアングル液晶モニターやバッテリー室などに干渉することはない。

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また、1/4"-20ネジ穴、ARRI 3/8"-16位置決め穴、QDソケット、コールドシューなど、複数のアクセサリーポートを備えており、豊富な拡張性を提供する。

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XLRハンドル専用延長リグは純正XLRハンドルにぴったりフィットし、長さを延長することでグリップ感を向上させる。さらに、複数のネジ穴を備えており、アクセサリーを取り付けることが可能だ。

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回転式トップハンドルは360°回転可能で、柔軟なグリップ角度を提供するため、ファインダーの使用に干渉することはない。

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Accsoon、Android用「SeeMo 4K HDMI」アダプター発表。最大4K30pのモニタリング、録画、ストリーミング、共有をAndroidユーザーに提供 https://jp.pronews.com/news/202507031357623752.html 623752 Thu, 03 Jul 2025 13:57:30 +0000 Accsoonは、Android用「SeeMo 4K HDMI」アダプターを発表した。最大4K30pの高画質ビデオのモニタリング、録画、ストリーミング、共有を簡単かつ効率的に実現するポケットサイズのソリューションをAndroidユーザーに提供するとしている。同製品は、2025年7月より出荷が開始される。

これまで、Accsoon SeeMoシリーズはiOSデバイスのユーザーしか利用できなかったが、Android用SeeMo 4Kバージョンの登場により、低遅延モニタリング、録画、ストリーミングの利点が、幅広いユーザーに提供されることになった。

SeeMoは、映像クリエイター、ジャーナリスト、モバイルフィルムメーカーにとって、非常に先進的で、非常にポータブルでありながら、非常に手頃な価格のAndroidモニターソリューションとして設計されているという。

高解像度のAndroidスマートフォンやタブレットを最先端のモニターに変える

最新世代のAndroid携帯やタブレットには、カメラ専用モニターに匹敵する、あるいはそれを上回る、クリアで明るいディスプレイが搭載されている。無料のAccsoon SeeアプリとAndroid用SeeMo 4K HDMIアダプターを使用することで、それらのディスプレイをカメラ画像のモニタリングや分析に最大限に活用することが可能となる。同アプリは、新しくデザインされたモダンな外観で、波形、ヒストグラム、LUT、フォーカスピーキング、フォールスカラー、ゼブラ、オーディオレベルメーター、ミラーイメージ、イメージオーバーレイ、グリッドライン、アナモフィックデスキーズなど、画面上でタッチ操作できるツール一式を備えている。

LUTSで表示、録画、ストリーミング

さらに、Android用SeeMo 4K HDMIアダプターには、クリエイティブなLUTを適用して表示する機能があり、録画またはストリーミングした映像に直接「書き込む」こともできる。これは特に、カメラ内部でログ映像を撮影する際に便利で、同時にストリームや録画映像に「焼き付け」てすぐにアップロードが可能だという。

信頼性の高いソリューション

Android用SeeMo 4K HDMIアダプターは、信頼性が高く、低遅延、フル機能、高精度のモニタリングおよび録画ソリューションだ。遅延、解像度、接続性の問題に悩まされる可能性のある他のアプリや安価なHDMIドングルに代わる優れた選択肢を提供するという。

外出先で4Kストリーミング

Android用SeeMo 4K HDMIアダプターを使用することで、Android携帯やタブレットをデータおよびIP接続に使用して、4KカメラからYouTubeやその他の一般的なビデオプラットフォームにUHD 4Kビデオをストリーミングできる。また、RTMPやSRTプロトコルを使用することもでき、より高度なユーザーに最適だという。軽量でコンパクトなデザインは、スタジオでも移動中のコンテンツ制作にも理想的で、かさばる機材なしでプロ級の結果を保証するとしている。

シームレスな4K録画と共有

Android用SeeMo 4K HDMIアダプターでは、Androidデバイスのカメラロールに直接4K H.264録画を行うことができるため、ソーシャルメディア、メッセージングアプリ、電子メールを通じて高解像度のコンテンツをこれまで以上に簡単に共有できる。また、プライマリ映像の信頼性の高いバックアップオプションを提供し、時間が重要な場合に迅速な編集を容易にする。映像は、Frame.ioのようなプロフェッショナルなメディア共有サービスにアップロードも可能だ。

オーディオソースの選択

Android用SeeMo 4K HDMIアダプターはビデオの録画やストリーミングに使用するオーディオソースの選択ができる。カメラからの音声を使用するか、内蔵マイクを含むAndroidデバイスに接続された音声ソースを使用するかの選択が可能。

NP-Fバッテリーで駆動

Android用SeeMo 4K HDMIアダプターは、NP-Fタイプのバッテリーを1つ搭載しており、携帯電話やタブレットを同時に充電できる。また、ワイヤレスマイクレシーバーなどの小型デバイスに電力を供給する便利な5V USB出力も備えている。

主な特徴と利点

  • 超高解像度対応:最大UHD 4K30pの解像度で、原始的なビデオ品質を実現
  • 接続デバイスへの電源供給:USB-C PD経由でAndroid携帯やタブレットに電力を供給
  • 強化されたアプリ機能:
    • CineView Master 4KをベースにしたモダンなUIデザイン
    • 柔軟な音声入力:モバイルマイクまたはカメラ音声を選択可能
    • カスタムLUTアプリケーション:クリエイティブなLUTを映像に書き込み、リアルタイムモニタリングやストリーミングが可能
    • シームレスなライブストリーミングのためのRTMP/SRTプロトコルサポート
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