Cerevoは、NAB 2024に出展。今夏発売予定の汎用タリーライトシステム「FlexTally Pro」 を展示した。
FlexTally Proのコントローラーは、主要メーカー50種以上のスイッチャーと接続することが可能。ランプは有線・無線どちらにも対応する。
特徴はマッピング機能の充実で、2つの入力を合成して一つのランプをつけることが可能。「2番のカメラを見ろ」のような単純に赤と緑の表示灯ではない独自のビットマップの表現もできる。単純なタリーではなくて、汎用的なインジケーターとして使えることを目指した製品としている。
「有線」と「無線」の接続の部分も大きな特徴といえるだろう。有線で接続すれば、信頼性を確保することが可能。EthernetとLANケーブルを通して電力を供給に対応するPoEに加えて、無線でも接続が可能な仕様も特徴としている。
無線通信方法は、2.4GHz帯ではなくて海外版は433MHzの特定小電力無線を採用。日本用の仕様では315MHzのリモコン専用のバンドを使っている。例えば無線LANや電子レンジなどと干渉しない周波数帯を使っているところもFlexTally Proの特徴だ。
スイッチャーとの接続に関しては、現在発売中の「FlexTally」を通じてプロトコルや接続方法のノウハウを持っている。ケーブルが必要なスイッチャーに関しては、「このケーブルを繋げば動きます」という別売のラインナップを発売中で、FlexTally Proでもそれらを引き継ぐ予定としている。