キヤノン、EOS R用「スピードライト EL-5」発売。初のマルチアクセサリーシュー対応ストロボ登場

キヤノンは、「マルチアクセサリーシュー」を搭載した「EOS Rシステム」のミラーレスカメラ用アクセサリーとして、ハイアマチュアユーザー向けの外部ストロボ「スピードライト EL-5」を2023年3月に発売する。キヤノンオンラインショップでの販売価格は税込66,000円。

スピードライト EL-5は、高度な通信機能を備えた「マルチアクセサリーシュー」を搭載した「EOS Rシステム」のミラーレスカメラ用外部ストロボだ。フラッグシップモデル「スピードライト EL-1」（2021年2月発売）の高い基本性能を継承しながら、「EOS Rシステム」との連動性の向上や小型設計を実現した。

最大ガイドナンバー約60の大発光量を達成しながら、待機時間が短いスムーズな撮影が可能。大電流の放電が可能な大容量のリチウムイオンバッテリーの採用により、発光後、ストロボ充電完了まで約0.1～1.2秒の高速充電を実現している。また、発光可能回数約350回を実現し、シャッターチャンスが長く続くシーンでも頻繫にバッテリーを交換することなく撮影が可能。

上位機種の高い基本性能を継承しながらも、幅約80.2mm×奥行き123.3mm×高さ139.9mmの小型設計を実現。長時間の手持ち撮影や持ち運びにおいて、利便性が向上した。また、直感的な操作を可能にするジョイスティックや、視認性に優れた高精細液晶の表示パネルを採用することで快適な操作性を実現している。

ストロボの設定をC1/C2/C3の3つのカスタム発光モードに登録可能。さらに、カメラとストロボを事前に連携しておくことで、カメラの撮影モードに連動してストロボの発光モードが自動で切り替わるため、シーンに最適な設定をスピーディーに選択できる。また、「メニューダイレクト機能」を搭載し、ストロボのジョイスティックを操作することで、カメラ内のストロボの設定をワンクリックで呼び出すことが可能だ。