ja PRONEWS https://jp.pronews.com ja (c) PRONEWS Co., Ltd. 15 https://d3hhutmcavcnbo.cloudfront.net/images/pronews_logo.png SUNEAST、PCに挿しっぱなしにできるSSD「SUNEAST Nanoシリーズ」発売。最小・軽量2.8g https://jp.pronews.com/news/202505091801604319.html https://jp.pronews.com/news/202505091801604319.html 2025-05-09T09:01:54+00:00
  • 128GB:税込3,980円
  • 256GB:税込6,980円
  • 512GB:税込12,980円

極小サイズで高性能

同製品は、2.8g・手のひらサイズながら、最大読込速度450MB/s、最大書込速度400MB/sを実現。USB Type-C端子を搭載し、PCやスマートフォンにもそのまま接続可能。横20mm、でっぱり部分が10.6mmの極小サイズながら、最大読込速度450MB/sのSSDのスピードを併せ持つ。日常的なPC・スマホのストレージを拡張し、写真や動画をサッと保存できる次世代ストレージだという。

極小サイズのメリット

PCに挿した場合、飛び出しが少ないため、挿したままでもインナーバックに入れることができる。普段は抜き差しせず拡張ストレージとして使用でき、データ移動の際はすぐにスマホやタブレットへ移動、写真・動画鑑賞が可能。 *外部圧力の極端に強い環境では、挿しっぱなしの使用は推奨しない

商品概要

インターフェイス USB 3.2 Gen 1
端子形状 USB Type-C
最大読込転送速度 450MB/s
最大書込転送速度 400MB/s
フォーマット exFAT
本体サイズ 10.6×20×13.5mm
動作温度 0〜40°C
保管温度 -20〜70°C
対応機種・OS Windows11/10、mac OS 15.0以上、Linux、Android 14以上、
iOS 18.0.1以上(iPhone 15以上)、iPad Pro iPad OS 17.6.1以上
重量 2.8g
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ディレクター:喬宣 二番工房/OND° [映像人ファイル2025] https://jp.pronews.com/special/202505091710592802.html https://jp.pronews.com/special/202505091710592802.html 2025-05-09T08:10:55+00:00

喬宣:ディレクター
二番工房/OND°

多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒
2008年二番工房入社
中島信也に師事後、2012年ディレクターデビュー
その後東北新社のOND°に所属

――現在メインとなる業種を教えてください
TVCM、 Web CM。

――映像業界を目指した理由や経緯を教えてください
小学生時代から、とにかくテレビと映画が大好きでした。「金曜ロードショー」、「日曜洋画劇場」、「志村けんのだいじょうぶだぁ」は毎週欠かさず、全てダビングしていました。
そのダビングの中にその時代のCMもわざと残していました。それを見直したときにCMの魅力にも気づいたかもしれません。もちろんその中に中島信也師匠の「hangry?」も(笑)。

――映像制作に関する知識はどうやって身に着けましたか?
映画だと思います。いっぱい見れば、間の感覚とレンズ感覚は勉強しなくとも自然についてくるものだと思います。

――映像業界で働くことの面白さや魅力、逆に苦労することを教えてください
面白さ・魅力:自分は飽き性で毎日同じ事ををしたくありません。そんな自分にドンピシャな仕事かなと思います。
それと絵を描くことやプラモを作ることが好きで、コツコツ時間をかけて最後にドバッと満足感と達成感が得られるのが好きです。CMを作る仕事にも共通したものがあると思います。

苦労する点:打席に立ち続けることかなと思います。ヒットを打つのはもっと大変。

――ご自身の業務に欠かせない、またはよく使う機材や愛用品などを教えてください
鉛筆とノートです。7〜8年はiPadでコンテ書いてきましたが、ここ一年紙と鉛筆に戻りました。アナログはやっぱりいいです。筆が止まりません。あと目にもいい(笑)。

――制作に使用している撮影機材や編集ソフトは何ですか?
自分でRED DSMC2を所有しています。主に家族を撮影していますが、仕事で自分がカメラを担当する際にもよく使用しています。
大学時代からカメラが大好きでした。卒業制作では135カメラのスクリーン(ファインダーの中にある像を投影する曇りガラス)に投影された逆さまの映像をハンディカムに取り込めるように改造。それで親父を撮影して作品を作っていました。
なので最近流行っているフルサイズセンサーのシネマカメラを、私は2007年から使っていました(笑)。

――映像制作の中で注目しているジャンルとその理由を教えて下さい
AI技術/VR/AR、4K/8K/16Kなどの高解像度コンテンツ
マトリックス(映画)が実現できそうだから

過去の担当作品例:

  • TVCM「ラウンドワンシリーズ」2012~2025
  • TVCM「ハイアールジャパン」
  • TVCM「進研ゼミ」
  • Web CM「NURO光」
  • TVCM「OPPO(オッポ)」
など。

ショートアニメ「たまごっち肉体改造計画」
OPPO(オッポ)
TVCM「ラウンドワンシリーズ」
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「ガンダムの世界」を体感!ソニー、大阪・関西万博で触覚提示技術を活用。遠距離の対話をCrystal LEDで演出も https://jp.pronews.com/news/202505091701604367.html https://jp.pronews.com/news/202505091701604367.html 2025-05-09T08:01:12+00:00
また、映画作家の河瀨直美氏がテーマ事業プロデューサーを務めるシグネチャーパビリオン「Dialogue Theater - いのちのあかし -」に展示企画のディレクションおよびLEDディスプレイ Crystal(クリスタル) LED(以下:Crystal LED)と送出関連の機器を納入した。

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「Dialogue Theater - いのちのあかし - 」
提供した技術、関連機器、演出は10月13日(月)の会期末まで両パビリオンで活用される。

GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION

GUNDAM NEXT FUTURE PAVILIONは、ガンダムシリーズが描いてきた「宇宙での暮らし」や「まだ現実していない科学技術」を、新たな未来の可能性として捉え、臨場感のある完全新規映像と、フェーズ0から7までのパビリオン空間を通して描き出している。

新たな「宇宙世紀」という設定の中で、来館者は大阪・夢洲から軌道エレベーターに乗り宇宙ステーション「スタージャブロー」まで移動し、見学ツアーに参加する体験ができる。「スタージャブロー」では人類とモビルスーツが共存する映像世界を体験しながら、背中部分に「グラスフェザー」という装備を装着したガンダムやさまざまなモビルスーツ、新デザインのハロとの出会いがある。

同パビリオンの床面にはソニーの触覚提示技術(ハプティクス)を活用した「Haptic Floor」を設置している。高精細な新作映像や音響と合わせて、ハプティクスによる振動の演出が体感できる。例えば軌道エレベーターに搭乗するシーンでは耳で聞こえたエレベーターの機械音に合わせて足元からはその振動が伝わってくる迫力ある没入体験を提供する。

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納入システム「Haptic Floor」の体験イメージ

Dialogue Theater - いのちのあかし -

シグネチャーパビリオン「Dialogue Theater - いのちのあかし -」は、京都府福知山市と奈良県十津川村の2つの廃校舎から再構築された建築のなかで対話するパビリオンだ。対話を通じて、世界の至るところにある分断を明らかにし、その解決を試みる実験場だ。来館者の中から選ばれた一人と、世界のどこかの画面先のもう一人が、会期中、毎日変わるトークテーマに沿って対話を進める。館内には約360インチの巨大なCrystal LEDを設置している。

ソニーマーケティングでは、このパビリオンにおける展示企画ディレクションを行った。また、Crystal LED、Cinema Lineカメラ「FR7」やPTZオートフレーミングカメラ「BRC-AM7」、ラインアレイスピーカー」「SLS-1A」、映像送出装置を納入している。

台本のない対話を行う登壇者の細かな表情を、FR7の高精細かつ滑らかなカメラワークで捉える。加えて、高品位な映像表現が可能なBRC-AM7によって、対話の円滑な運営と、記録保存の技術サポートを提供する。さらに、複数設置した「SLS-1A」によって広い空間でも対話の観覧者に均一でクリアな音を届ける。

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360インチのCrystal LEDと対話のイメージ

主な納入システム

  • LEDディスプレイ Crystal LED「ZRD-CH15D」
  • ディスプレイコントローラー「ZRCT-300」
  • Cinema Line カメラ「ILME-FR7」
  • PTZオートフレーミングカメラ『BRC-AM7」
  • メディア・エッジプロセッサー「NXL-ME80」
  • パワードラインアレイスピーカー「SLS-1A」
  • B帯アナログワイヤレスマイクロホンパッケージ「UWP-D22」
  • 4K業務用ディスプレイ ブラビア「FW-55BZ35L」、『FW-98BZ53L」
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ケンコー・トキナー、世界初の丸形フィルター装着可能な超広角ズーム「LK SAMYANG AF 14-24mm F2.8 FE」発売。星空も夜景も美しく https://jp.pronews.com/news/202505091625604329.html https://jp.pronews.com/news/202505091625604329.html 2025-05-09T07:25:57+00:00
LK SAMYANG AF 14-24mm F2.8 FEは、「クセノン」「スーパーアンギュロン」などのレンズで知られるドイツSchneider-Kreuznach社の光学技術と韓国LK SAMYANG社の高い製造技術のコラボにより登場した広角ズームだ。

同レンズは焦点距離14mmからはじまる、超広角レンズでありながら、前面にレンズフィルター(77mm)を装着できる。ラインナップが豊富なサイズのフィルターを取り付けることができ、多彩なフィルターワークとレンズの美しい描写を組み合わせた撮影ができる。

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SUPER-WIDE 超広角ズームレンズ

このレンズは焦点距離14mmからはじまる超広角ズームレンズで、コンパクトなボディデザインを維持しながら、あらゆる場面で優れた性能を発揮する。

風景、街並み、夜空、建築物、インテリア、ポートレートなど、美しい写真を撮影するのに最適だとしている。

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※画像をクリックして拡大

驚異的な軽さの445g

驚異的な小さなレンズは、フルサイズEマウント用として特別に設計されている。重量はわずか445gで、同焦点距離の他のフルサイズズームレンズよりも大幅に軽量だ。持ち運びが気にならず、撮影に集中できるため、旅行やアウトドアでの撮影に最適だという。

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暗闇でも鮮明でクリアな描写

構図の中心から周辺まで、全体において優れた解像力を発揮する。11群15枚の高度な光学設計により、開放F2.8でも非常にシャープな描写を実現。色収差とコマ収差を効果的に補正し、息をのむような夜景や天体写真を撮影するのに最適なレンズだ。

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※画像をクリックして拡大

SUPER CLOSE-UP

最短撮影距離は全焦点域で0.18m、最大撮影倍率は0.26倍だ。超ワイドなパースペクティブが写真のスケール感を高め、背景を美しくぼかしながら近くの被写体を際立たせるという。

静かで速い、正確なオートフォーカス

SAMYANG独自のリニアステッピングモーターを搭載したこのレンズは、高速で静かなオートフォーカス性能を実現。かつ正確なピント追従により、動きの速い被写体でもシャープな画像が得られる。

便利な機能

ユーザフレンドリー設計

操作性に配慮した使いやすいフォーカスリングとズームリング、鏡筒側面にはAF/MFスイッチとカスタムボタンを装備しているため、撮影中であっても設定を瞬時に変更できる。

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USB経由でのファームウェアアップデートに対応

USB Type-Cポートが装備。直接USBケーブル経由でのシームレスなファームウェアアップデートや設定変更などをおこなうことが可能だ。

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ウェザーシーリング

可動部各所に水滴、小雨、雪、ホコリなどからレンズを保護するウェザーシーリングを採用している。ただし、防塵・防滴性能を保証するものではない。

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仕様

絞り 2.8~22
光学系:レンズ構成 11群15枚
光学系:特殊レンズ HRレンズ×5、ASPレンズ×3、EDレンズ×3
コーティング UMC(ウルトラマルチコーティング)
最短撮影距離 0.18m
最大撮影倍率 広角端:0.17倍(1:5.84)
望遠端:0.26倍(1:3.92)
絞り羽根数 9枚
フィルターサイズ φ77mm
最大径 φ84mm
画角(フルサイズ) 広角端:114,2°
望遠端:84.1°
画角(APS-C) 広角端:91.7°
望遠端:62°
全長 広角端:98.63mm
望遠端:88.8mm
重量(レンズキャップ、フード除く) 445g
ウェザーシリング 装備
AF/MFモードスイッチ 搭載
AFモーター Linear STM
レンズマウント ソニーEマウント(フルサイズ)
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七工匠 7Artisans、大口径中望遠レンズ「85mm F1.8 AF Lマウント」レンズ発売。優れた描写のオートフォーカス実現 https://jp.pronews.com/news/202505091547604305.html https://jp.pronews.com/news/202505091547604305.html 2025-05-09T06:47:07+00:00
七工匠 7Artisans 85mm F1.8 AF は、フルサイズセンサー対応の大口径中望遠レンズだ。EDレンズと高屈折レンズを含む7群10枚のレンズ構成により、画像中心から端までシャープで良好な画質を実現した。

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7群10枚(EDレンズ2枚、高屈折レンズ2枚)

ポートレートに最適な明るさと焦点距離

開放F値1.8の明るさは、被写体を美しく際立たせる自然なボケを生み出し、夜間や屋内などの暗い環境でもノイズやブレを効果的に抑制する。また、85mmの焦点距離は被写体との距離を適度に保ち、特にポートレート撮影やウェディングフォト、ストリートスナップなどの人物の描写に優れているという。

撮りたい瞬間を逃さないAF対応レンズ

STM(ステッピングモーター)により快適なオートフォーカスを実現。静音性に優れ、顔検出/瞳AFや各種被写体検出にも対応し、被写体の表情や動きを鮮明に捉える。

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優れた操作性

絞りリングはクリック感のない無段階式を採用し、動画撮影時も音やブレを気にせず操作可能だ。レンズ鏡筒部のFnカスタムボタンをカメラ本体から設定することで、より素早く各種機能を呼び出せる。

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ファームウェアアップデートに対応

レンズのマウント面にUSB Type-C端子を装備、ケーブルでPCと接続することでファームウェアのアップデートが可能だ。

仕様

対応マウント L(ライカ/パナソニック/シグマ)
対応撮像画面サイズ 35mm フルサイズ
焦点距離 85mm
レンズ構成 7群10枚(EDレンズ 2枚、高屈折レンズ2枚)
フォーカス AF(オートフォーカス)
絞り F1.8-F16
絞り羽根 11枚
最短撮影距離 0.8m
フィルター径 62mm
サイズ 約Φ72×89mm(マウント部除く)
質量 約444g
付属品 USBケーブル、前後キャップ、レンズフード
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特別仕様のM型ライカ「ライカ M11-P Safari」登場。オリーブグリーンが映える限定モデル、機能美と洗練さ備える https://jp.pronews.com/news/202505091529604282.html https://jp.pronews.com/news/202505091529604282.html 2025-05-09T06:29:48+00:00
同モデルは1970年代から続く“Safari”エディションの伝統を受け継ぐ特別仕様で、象徴的なオリーブグリーンのカラーリングと洗練されたディテールが、唯一無二の存在感を放つ。

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印象的なカラーリングがされている“Safari”は、堅牢な無垢の真鍮から精巧に削り出されたトップカバーにはマットなオリーブグリーンの耐久性に優れたペイントが施されている。ボディのレザー部分にも同系色を採用し、しっくりと手に馴染む質感を実現している。

さらに、シルバー仕上げの操作部やダイヤルが、オリーブグリーンのボディとの上品なコントラストを演出。赤いライカロゴの代わりに控えめなシルバーのスクリューが配されている。

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カメラ背面の操作部はスタイリッシュなブラックで統一されている。また、筆記体の“Leica”と“Leica Camera AG”“Wetzlar Germany”の刻印といったディテールも「ライカ M11-P Safari」に個性を添える。

特別仕様の同製品もまた「ライカM11-P」と同等の性能と技術仕様を備え、先進的な技術を搭載。コンテンツの信頼性を担保するコンテンツクレデンシャル機能により、撮影した画像にはカメラモデルや著作情報、撮影編集データといった改ざん防止のメタデータを付与できる。

さらに内蔵メモリーは256GBと大容量で、DNGおよびJPG形式の写真を記録するための十分な容量が備わっている。反射防止保護コーティングが施されたサファイアガラス製のモニターはあらゆる環境下でも優れた視認性を発揮する。

また、解像度を6000万画素/3600万画素/1800万画素から選べるトリプルレゾリューション技術を搭載したBSI CMOSフルサイズセンサーが高コントラストかつ精細で鮮やかな描写を実現する。Bluetooth、Wi-Fi、ケーブルによるシームレスな接続で「Leica FOTOS」アプリとの連携もスムーズ。Bluetooth Low Energy機能により画像のバックグラウンド転送も迅速かつ省電力で行える。

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70年以上にわたり、M型カメラは卓越したクラフツマンシップ、妥協なきクオリティ、タイムレスでミニマルなデザインの代名詞として支持されてきた。「ライカ M11-P Safari」は特別な一台を求める方にふさわしい機能美と洗練さを備えたモデルだ。

この特別モデルには、ブラックのキャリングストラップが付属し、環境に配慮したサステナブルな新パッケージを採用している。

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K&F CONCEPT、軽量カーボン三脚「Omniシリーズ」を発売。動画・静止画に対応、機動性アップ https://jp.pronews.com/news/202505091508604261.html https://jp.pronews.com/news/202505091508604261.html 2025-05-09T06:08:42+00:00
同製品は、柔軟かつ効率的に様々な撮影シーンへ対応できる、現代のマルチクリエイターのための三脚だ。

IZEAが発表した「2024年 米国インフルエンサー職業志向レポート」によると、50%以上のソーシャルメディアインフルエンサーが動画制作にシフトしており、機材には安定性、機動性、プロフェッショナル性がより強く求められている。

動画・静止画の両方に対応、全シーンをカバー

Instagram Reels、TikTok、YouTube Shortsなどで活躍する動画クリエイターにとって、滑らかなカメラワークは視聴者の目を引く要素だ。しかし、従来の写真向け三脚では操作性が限られ、動画撮影には不向きなケースも多く見受けられるという。

「Omniシリーズ」は、高性能な液圧雲台を搭載。360°のパン操作、±90°のチルト操作に対応し、上質なオイルダンピング構造によって滑らかな抵抗コントロールが可能だ。これにより、動きのあるシーンの撮影や、繊細なアングル調整が求められる場面でも、安定かつ精密なカメラワークを実現するとしている。

さらに、液圧雲台はスチル撮影にも対応しており、構図の安定性が求められる旅行、ライフスタイル、フード分野の撮影にも適している。質感と世界観の伝わるビジュアル制作を支えるソリューションだという。

従来比約20%の軽量化で、撮影の機動性が向上

Vlogやフィールド撮影を行うクリエイターにとって、機材の軽さは創作活動の自由度を大きく左右する。「Omniシリーズ」は、高強度かつ軽量な8層構造のカーボンファイバー素材を採用し、本体重量は1.1kg(雲台込みで1.64kg)と、同サイズのアルミ三脚と比較して約20%の軽量化を実現。屋外撮影や街中でのスナップにも適した高い可搬性を備えている。

一台多役、狭小スペースや移動撮影にも最適

撮影現場での迅速な機材切り替えや、限られたスペースでのセッティングには、機材の柔軟性が求められる。「Omniシリーズ」は一脚としての使用にも対応しており、最大182.5cmまで伸長可能。脚部は25mm径のチューブを採用し、移動しながらの撮影や展示会の取材撮影にも安心して使用できる。

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シネマトグラファー:明田川大介 電通クリエイティブピクチャーズ [映像人ファイル2025] https://jp.pronews.com/special/202505091500587498.html https://jp.pronews.com/special/202505091500587498.html 2025-05-09T06:00:05+00:00

明田川大介:カメラマン/シネマトグラファー
株式会社電通クリエイティブピクチャーズ

埼玉県出身。早稲田大学 第二文学部 卒業。
1997年頃 旧ピクト(撮影部)に撮影助手として入社。
2003年頃 シネマトグラファー作業開始。

――現在メインとなる業種を教えてください
テレビコマーシャルとウェブCMです。

――映像業界を目指した理由や経緯を教えてください
大学の入学式で隣に座った同級生に、映画研究会の説明会に一緒に行こうと誘われ、そのまま自主制作にハマってしまったためです。

――映像制作に関する知識はどうやって身に着けましたか?
基本の基本は、自主制作を通して映研の先輩や仲間から教わり、プロの撮影部としての知識は現場を通して会社の先輩やフリーの撮影部さん達から、教わりました。
現在は、後輩の撮影助手さん達から、新しい機材の使い方を教わっています。

――映像業界で働くことの面白さや魅力、逆に苦労することを教えてください
面白さ・魅力:チームワークで作業するところが一番の魅力です。世の中のいろいろな創作物に関して、スタッフの皆さんと、作業を通じて、あるいはプライベートでお話しできることも楽しいです。
撮影部としては、現実世界がレンズを通して映像に変換されると、ちょっとだけ違うものに変化するところが面白く、ずっと研究していたいなと思います。

苦労する点:本来、作業自体が大好きでやっていますので、たまに仕事ということで、割り切らないといけない場面があると残念ですし、辛いなと感じます。

――ご自身の業務に欠かせない、またはよく使う機材や愛用品などを教えてください
様々な映像スタイルが求められる業界にいるので、機材も作品内容に合わせて決めていきます。なので、特に決まったものはないです。むしろ、あらゆる機材を使える可能性に面白さを感じています。撮影部として一番好きな道具は「かぶり」です。ただの黒い布が撮影現場だといろいろなことに使える(しかもプロっぽく)ところが好きな理由です。

――映像制作の中で注目しているジャンルとその理由を教えて下さい
AI技術:うまく使って時間と人手を減らせるよう、知識と経験を増やしたいです。
インカメラVFX/バーチャルプロダクション:向いていると言われる使い方以外の新たな使い方の発見に向け、勉強中です。
イマーシブコンテンツ:特殊機材の知識だけでなく、人の知覚について興味あります。
VR/AR:リアル撮影のVRコンテンツに関して、今後出てくるかもしれない映像手法に興味あります。
4K/8K/16Kコンテンツ:アーカイブ用映像や、展示用映像には興味あります。
縦型動画:縦型用カメラの開発などに期待しています。
SNS:SNSもそうですが、ランディングページ用動画など、フォーマットにとらわれない映像に興味あります。

過去の担当作品例:

  • 霧島酒造(松坂桃李さん)
  • アサヒビールDRYZERO(石川遼さん)
  • 映画「偉大なるしゅららぼん」
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Wooden Camera、Blackmagic URSA Cine 12K/17Kカメラ用アクセサリー発売 https://jp.pronews.com/news/202505091411604184.html https://jp.pronews.com/news/202505091411604184.html 2025-05-09T05:11:37+00:00
クリエイティブ・ソリューションズのアクセサリー部門シニア・ディレクターであるドミニク・アイエロ氏は、次のようにコメントしている。

アイエロ氏:カメラを最初に見たとき、ボディデザインに興味深い特徴があることがわかりました。私たちは、このカメラのエアフローが最優先であることを知っていたので、アクセサリーがエアフローを妨げないように、ARCAライザーとトッププレートの通気口デザインを真似ました。

すべてのスイッチとアクセサリーI/Oがクリアになるようにし、トッププレートはXLRポートがクリアになるように設計しました。

カメラ付属のBマウントプレートを使用したくないユーザーは、26V Gold Mount Plus D-Boxとウェッジを使用して電源とマウントを追加できる。Blackmagic URSA Cine 12Kおよび17Kカメラを従来の映画セットで使用するために困難な点は、角度のついた背面だという。付属のウェッジを使用することで、カメラの背面に直接マウントし、カメラのバッテリープレートをカメラに対して垂直に設置できるため、カメラのセットアップに合わせてD-Boxに追加のアクセサリーのマウントが可能となる。

さらに、ウェッジの上部には1/4インチ-20と3/8インチ-16のマウントポイントが追加され、アクセサリーの追加マウントが可能。これは、バッテリープレートにクレードルやその他のアクセサリーを取り付け、カメラの長さを後方に延長する場合に重要になるという。

Wooden Cameraは、2つの統合システムとアラカルトアクセサリーを提供する。

エリートアクセサリーシステムは、カメラの周りに多くのアクセサリーを追加する必要がある人に最適。エリートアクセサリーシステムには以下が含まれる。

  • ライザープレート
  • ARCAベースプレート
  • トッププレートとトッププレートエクステンションブロック
  • トッププレート デュアルロッドクランプ
  • ウルトラハンドル(3/8インチ-16)標準キット
コアシステムは、映像制作者のための強力な土台となるもので、以下の基本的なものが含まれている。

  • ライザープレート
  • ARCAベースプレート
  • トッププレート
アイエロ氏:このシステムを設計したとき、カメラの性能を妨げず、かつどのようなシネマセットでも必要なアクセサリーでリグを構築できるようなアクセサリーがユーザーには必要だと考えました。急いで市場に投入するのではなく、効率性を促進し、このカメラのユニークな構造に対応するアクセサリーを作ることに多くの考えを注ぎました。

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Apple、是枝裕和監督による全編iPhone 16 Pro撮影短編映画「ラストシーン」公開 https://jp.pronews.com/news/202505091210604083.html https://jp.pronews.com/news/202505091210604083.html 2025-05-09T03:10:54+00:00

鎌倉が舞台のタイムトラベル・ラブストーリーを、iPhoneの最新技術で映像化

是枝裕和監督による最新短編映画「ラストシーン」をApple TVアプリで公開した。本作は、「Shot on iPhone」の最新作でありiPhoneのみで制作された作品だ。

舞台は春の鎌倉。映画「ラストシーン」は、是枝監督にとって初のタイムトラベル・ラブストーリー。「未来に何が残り、何が消えるのか」をテーマに、日常の中の選択が未来に与える影響を描く。仲野太賀と福地桃子が主演を務め、黒田大輔、フランキーらが共演。撮影監督には、是枝作品を数多く手がけてきた写真家・瀧本幹也氏が参加し、映像表現にも深みを加えている。「ラストシーン」本編および舞台裏映像は、Apple TVアプリにて配信中。

「ラストシーン」

iPhone 16 Proが実現した新しい映画撮影のかたち

「ラストシーン」では、iPhone 16 Proの持つ最新映像技術が余すことなく活用されている。Appleの最新A18 Proチップと改良されたカメラシステムにより、モバイルデバイスとは思えない映像表現が実現されている。

シネマティックスローモーション:

最大4K 120fpsのDolby Vision撮影が可能になったことで、映画制作に求められるスローモーション表現が一段と滑らかに。新搭載の48MP Fusionカメラと第2世代クアッドピクセルセンサーにより、観覧車の中で桜入りのフィルムケースが落下する場面など、細やかな動きも高精細にとらえている。撮影後に再生速度を24fpsまで調整することも可能で、映像に詩的な余韻を加えることができる。

シネマティックモード:

人物や被写体の奥行きや感情の揺らぎを、ピントの移動とボケ味でドラマチックに演出。由比と倉田が出会うファミリーレストランのシーンでは、後からボケの強さを調整することで、空気感まで写し取るような仕上がりが実現された。撮影中・後どちらでもピントの変更が可能なのは、映画的な演出において大きな自由度を与えている。

5倍望遠カメラ:

革新的なテトラプリズム設計により、5倍光学ズームでも安定した高精細映像を実現。由比が海岸から、50年前にドラマ撮影中の祖母の姿を見つめるシーンでは、この5倍望遠が生み出す空気遠近法的な距離感が、物語に静かな情感を加えている。

アクションモード:

手ブレ補正と3Dセンサーシフトにより、動きのあるシーンでも滑らかな映像を記録可能。倉田と由比が観覧車へと走る場面など、ダイナミックな移動ショットでも安定したクオリティを保っている。

是枝監督は、今回の撮影について次のように語っている。

自然でありのままの映画にしたいと思い、本当に、日常生活の中にあるつかの間の瞬間、当たり前だと思っている大切なものを撮影しました。iPhoneのカメラ機能のおかげでストーリーに深みが出て、普通のものが特別になりました。

iPhoneで映画作品を撮影する可能性

スマートフォンであるiPhone 16 Proが実現した映画制作の可能性は、新たな制作手法の指針となり得る。是枝作品に見られる、繊細な感情の交差や静謐な映像表現が、モバイルデバイスでどこまで描けるのか。その答えが、この27分のショートフィルムには詰まっていると言える。

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シュナイダー×サムヤン「AF 14-24mm F2.8 FE」をレビュー。超広角ズーム、星空も映画もコレ1本 [OnGoing Re:View] https://jp.pronews.com/column/202505091101603064.html https://jp.pronews.com/column/202505091101603064.html 2025-05-09T02:01:30+00:00

ドイツの老舗光学メーカーとのコラボで14-24mm F2.8の超広角ズームレンズが登場

2025年2月末のCP+で突如発表になり、話題沸騰なのが韓国サムヤン社とドイツの名門シュナイダー社の提携により開発された「SAMYANG AF 14-24mm F2.8 FE」だ。このクラスのレンズは各社からも出ているが、非常に大きく重たいのだが、このAF14-24mm F2.8 FEは軽量で445g、サイズも88.8mm×84mmとコンパクトだ。ちなみに他社では、シグマの「14-24mm F2.8 DG DN | Art」は795g、ニコンの「NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S」は約650gである。

これほどまでコンパクトでありながら、光学性能は非常に良い。
作例でもわかるように、開放から隅々までシャープだ。さすがドイツレンズのスペックと言える。カメラボディのシャープネスに頼ることなくクリアに描写できるので、動画では高いグレーディング耐性を備えていると評価できる。

開発にあたり、サムヤンが製品コンセプトと全体の設計を行い、シュナイダーが光学スペックを監修しているとのこと。一方、実際の設計には日本人技術者が加わっており、日独韓のコラボにより完成したレンズと言える。ドイツの緻密な光学スペック、日本の高度な設計技術、そして韓国の高い美意識と柔軟な開発環境がうまくマッチしたと言える。

詳しい描写については後述するとして、撮ってみたインプレッションを先に紹介しよう。

とにかく高画質でF2.8通しの超広角ズーム。445gで普通のフィルターが使え、実用バッチリだ

まず、とにかくコンパクトで軽い。前述のように445gと、大口径ズームとしては最軽量といえる。移動を伴うロケや旅では、このサイズはありがたい。実際に浅草寺で2時間くらい歩きながら撮影したのだが全く苦にならないし、一脚で行脚したのだが、前に重量が偏らないので非常に楽だった。
さらに、ズームリングは滑らかで、適度な粘りがある。動画でも使えるレベルだと言える。

操作系では、リングはピントリングとモード切り替えスイッチ、カスタムボタンが配されている。ピントリングはパソコンとUSB-Cで繋ぐことにより、シネマモード(回転角を大きくできる)と通常モードの切り替え、さらに絞りリングに変更することも可能だ(専用アプリによる)。モード切り替えスイッチはAF/MFの切り替えに使う。このスイッチにより、AF時にはリングを絞りに、MF時にピントにするということができる。

鏡胴にはAF/MFスイッチを搭載しており、設定を簡単に変更できる
USBポートを搭載しており、直接ケーブルを接続してファームウェアアップデートなども可能
特筆すべきは、ズーム全域で最短撮影距離が18cmでマクロ的な使い方もできることだ。ただし、24mm側でマクロ倍率はx0.26だ。さらに、大口径の超広角レンズではレンズの前玉が飛び出す「出目金」が当たり前だが、このレンズは前玉が飛び出しておらず、普通の丸型フィルターやプロ用の角形フィルターが利用できる。

超広角ズームでありながら、77mmのフロントフィルターを装着することが可能
実際、筆者はH&F社のマグネット式角形フィルター100mmを使っているが、PL内蔵+フィルター2枚装着でも問題なかった。ただし、角形フィルターを回転したとき、スチルモード(4:3)では四隅にケラれが出た。動画の16:9では全くケラれないので、これは非常にありがたい。

AF動作は全く問題ない。非常に静かなレンズであり、高速にAFが動作する。MF操作も快適だった。手ぶれ補正も問題なく動作する。ただし、これはカメラボディーの問題なのだが14mmでは激しく動かすとローリングシャッターが見られた(ZV-E1の場合)。

そのほか、このレンズは防塵防滴のリーリングが施されており、ネイチャーフォトや映画などの過酷な撮影現場でも安心して使うことができる。

超精細な解像力と豊かな発色。星系写真でも使える高度な光学補正がすごい

超広角で大口径でありながら、14mmでも隅々まできっちり描写してくれるのがこのレンズの特徴だ。メーカーからも星系写真に使ってほしいとのことだが、筆者の専門である映画でも、実際に使ってみた。歪みが非常にうまく補正されており(ボディ内補正を含む)、いわゆる標準レンズと混ぜて編集しても違和感がない。歪みが残ったレンズでパンすると不自然な描写になるのだが、それも感じられない。

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つまり、映画でも活躍するレンズだと言える。筆者は普段、ソニー「FE 14mm F1.8 GM」を使っているのだが、描写においては甲乙つけ難い。極端な背景ボケを必要としないのなら、こちらのレンズの方が小さく軽く、普通のフィルターが使えるので圧倒的に便利だ。

サムヤンのレンズ全般の特徴なのだが、レンズコーティングが非常に良いことを付け加えておこう。同社の研究室のトップであるリー氏に聞いたところでは、レンズは入ってくる光のうち波長の短いものほど、レンズ素材に吸収され減衰される。つまり、紫外線に近い青い光ほど光量が減るわけだ。その結果、レンズ枚数が増えるほどに、レンズを通った光は黄色っぽくなる。

そこでサムヤンではこの光の特性を補正するコーティング技術を投入しているとのことだ。結果的に、サムヤンのレンズは「白は白に」描写できる。つまり、ホワイトバランスに頼ることなく、自然な発色になる。また、花の描写が非常に美しい。

250507_review_Schneider_01
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筆者は、この描写やレンズを変えても発色が統一されているのが好きで、所有するレンズの多くがサムヤン製だ。というのは、映画ではレンズ交換時の描写特性の違いが問題になる。

つまり、編集時にカラーコレクションをしなければなくなる原因が、レンズごとの発色の違いなのである。ところがサムヤンのレンズは、発色傾向がどのレンズの同じ傾向なので、極端な言い方をすれば、後のカラーコレクションが必要ないのだ。その代表が同社のV-AFシネマAF単焦点レンズだ。筆者の映画の中では、最も多用されている。

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まとめ

画質に関して言えば、映画の大スクリーンでも、全く問題ない。映画ではフィルターワークが必須となるが、このレンズは通常のフィルターが使えるため、特殊な専用マウントを使うことなく撮影に臨める。また、歪みがほぼみられないため、映画でも安心して使える。また、日頃のスナップでもこのサイズはありがたく、これ一本で街歩きしたくなるレンズと評しておく。

気になる価格だが、16万9,800円と非常に低価格だ。安いからといってチープではなく、外装や部品、装飾に至るまで高級感に溢れている。今回はソニーFEマウントのみの発売だが、他のマウントの計画もあるとのことだ。

スペック

製品名 AF 14-24mm F2.8 FE
WIDE TELE
絞り範囲 2.8~22
レンズ構成 構造 11群15枚
特殊レンズ 非球面3枚、HRレンズ5枚、EDレンズ3枚
コーティング UMC
最短撮影距離 0.18m(0.59ft)
撮影倍率 x0.17 (1:5.84) x0.26 (1:3.92)
絞り羽根枚数 9枚
フィルターサイズ ⌀77
最大径 ⌀84
マウント Sony FE
画角 Full Frame 114.2° 84.1°
APS-C 91.7° 62°
長さ 98.63mm/3.9in 88.8mm/3.5in
重量(キャップ、フード別) 445g
ウェザーシーリング
AF/MF モードスイッチ
AF モーター リニアステッピングモーター
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PM:寺山幸太 電通クリエイティブピクチャーズ [映像人ファイル2025] https://jp.pronews.com/special/202505091100586705.html https://jp.pronews.com/special/202505091100586705.html 2025-05-09T02:00:14+00:00

寺山幸太:PM
株式会社電通クリエイティブピクチャーズ

東海大学卒業後、テレビ番組制作会社に入社し、AD、ディレクターを経験。
2020年、電通クリエーティブX(現 電通クリエイティブピクチャーズ)にPMとして入社。

――現在メインとなる業種を教えてください
CMとWeb、ちょうど半分半分くらいです。映画やMVもやりたいです!

――映像業界を目指した理由や経緯を教えてください
映像が好きだったのと、漠然と楽しそうだったからです。実際、めちゃ楽しいです!!

――映像制作に関する知識はどうやって身に着けましたか?
入社してから経験を積み、徐々にだと思います!作業で一緒になる諸先輩方から見て学んで、良いところをちょっとずつ盗んで武器を増やしていった感じです。今も先輩後輩関係なく、良いなと思ったことはガシガシ盗んでいます!

――映像業界で働くことの面白さや魅力、逆に苦労することを教えてください
面白さ・魅力:社外に飛び出していろんな人に出会えるのが魅力です。15秒・30秒という短い映像を作るのに、ほんとに大勢の人が関わっていて、制作の仕事はそのハブになることだと思うのですが、自分がその渦中にいられることに喜びを感じます。案件毎に内容も、スタッフもまるで違って、同じ仕事が一度もないっていうのも面白いです!

苦労する点:自分が常にハッピーで楽しめているので、特にないです!どんな時も自分のバイブス次第だと思います。苦労を苦労だと思うか、みたいな。それと周りの人がみんな素敵な人たちなので、とても恵まれているなと思います。

――ご自身の業務に欠かせない、またはよく使う機材や愛用品などを教えてください
SOURSとハリボーのグミ。噛み応えのあるハード系のが好きです!仕事中ずっと食べてます。あとはKUUMBAのインセンス。自宅で作業する時には欠かせないです。良い匂いでリラックスできて仕事が捗ります。

――映像制作の中で注目しているジャンルとその理由を教えて下さい
4K/8K/16Kなどの高解像度コンテンツ
ラスベガスのスフィアは初めてみた時からずっと記憶に残っています!U2のライブで初めて知りましたが(笑)。このようなクリエイターの表現の可能性を何倍にも広げるコンテンツはもっともっと増えてけ〜と思います。世の中もっと面白くなると思うので!

過去の担当作品例:

サントリー 生ビール、トヨタ カローラシリーズ

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