訊かせてよ

株式会社TASKO社長タイチナオキさんをゲストに迎えて

「訊かせてよ。」第十五回!

みなさま暑中見舞い申し上げます。フリーランスの映像ディレクターの山本遊子です。湿気てて暑苦しい日本の夏、東京の夏。

私はというと、ディレクター不在のオリンピックの開会式を見て以来、ディレクターって何なんだろう…何だこの端的に言ってダサい国は…と打ちひしがれ…。早くも秋が待ち遠しい今日この頃です。

そんな「訊かせてよ。」Vol.15は、ちょっと元気になりたくて、株式会社TASKO社長・タイチナオキさんをゲストにお迎えしました。タイチ社長が経営する株式会社TASKO(タスコ)の事業内容は幅広く、人呼んで「21世紀型総合アートカンパニー」。

最先端の配信イベントの制作をしているかと思えば、テレビドラマ・映画・MVの美術を手掛けたり、銀座4丁目のショーウィンドウのディスプレイを彩ったり…今年の夏は、山形県の美術館でTASKOが手がけた創作物を展示する展覧会を開催するとか。

映像を見てもらえればわかるのですが、タイチ社長はもう相当古い友人でして…、なんとなく弟みたいな感覚でいました。だけど現在では社員アルバイト含め40人も雇用する立派な経営者。TASKOはこのコロナ禍においても上り調子な企業なのだそうです。すごい!

記事のタイトル

今回初めてタイチ社長とがっつり話してみて、とっくに「映像=最先端」ではなくなっていたんだと思いました(広告業界に限った話かもしれませんが)。行き過ぎた映像世界の先に「リアル」を人々が求め始め、TASKOはその波にうまく乗ったのだとタイチ社長はいいます。

そうだよねえ、ある意味もうとっくに映像の時代じゃないよねえ…。と自己認識を改めつつ…、けれど自分には映像しかできないしこれからも頑張ろうって、なぜだかとっても元気になれた。

やればええやん!作ったらええやん!プロの力を見せつけてやれ~!まだまだこっからいくで~!と言ってくれるタイチ社長。アートカンパニーを切り盛りするタイチ社長の根本にあるのは、揺らぐことのない「作り手への敬意」でした

映像に携わる皆々様、とっても面白いトークを繰り広げてますので是非是非ご覧くださいね。笑って、ちょっぴり泣ける感動の「訊かせてよ。」です(アホか、そんなワケないやろってタイチのツッコミが聞こえるw)。

ゲストプロフィール

タイチナオキ
株式会社TASKO代表取締役。吉本興業株式会社でアートユニット・明和電機のマネージャーを務めた後、2012年に株式会社TASKOを創立。TASKO(タスコ)は、舞台制作・機械製作・デザイン・マネジメントを専門とするメンバーが集まり設立された、ユニークな提案力と確かな技術力を発揮する21世紀型総合アートカンパニー。

「訊かせてよ。」ノーカット・ノーエディットVer.

「訊かせてよ。」はライブ配信した映像を再編集してお届けしているWEBトーク番組です。もっと深くタイチナオキさんのお話を聞いてみたい!という方はこちらをご覧下さい。ノーカット・ノーエディットの1時間以上のトークがそのまんまご視聴いただけます。「ここだけの話」をいっぱい披露してくれています!

WRITER PROFILE

山本遊子

山本遊子

フリーランスの映像ディレクター。1999年からテレビ、WEBなど様々なメディアで映像を作り続けている。うぐいすプロ