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T2 4K用の新ファームウェアVersion 3.3がリリース

「T2 4K」は、単独で動作する4K DCI/4K UHD/HD/SDに対応したデジタルディスクレコーダー。4Kモードでは、1収録または1再生を行うことができ、HD/SDモードでは、1収録および2出力を同時(または3出力を同時)に行うことができる。

また、VTRのような見た目のフロントパネルとジョグ・シャトルを持ち、基本的な操作はフロントパネルだけで可能。さらに、外部ディスプレイをつないでワークステーションモードにすれば、キーボードとマウスから直感的にT2 4Kを制御できる。

様々なファイルフォーマットに対応しており、USB 3.0やCIFSおよびFTPなどを介して効果的にファイルベースワークフローに統合化できる。ライブ&イベントマーケットでの使用も考慮した独自設計の筐体により、堅牢性がある。

T2 4K用の新ファームウェアVersion 3.3が2020年7月にリリースされた(無償アプデート)。Version 3.3の詳細は以下の通り。

■ファームウェアVersion 3.3の新機能(抜粋):

  1. 「Avid DNxHRのネイティブ再生(および変換)」
  2. 「複数T2を利用した4Kの収録しながらの追っかけ再生」
  3. 「4KのKey/Fill再生」
  4. 「メディアファイルのFTPインポート」
  5. 「収録中のXDCAMファイルのXDCAMドライブへのエクスポート」
  6. タイムコードの60/50フレーム表示
  7. ウォッチドッグタイマーによる電源リセット

■Version 3.3 対応モデル:
T2 4K Elite、T2 4K Elite Plus、T2 4K Pro、T2 4K Pro Plus、T2 4K Express、T2 4K Express Plus