システムファイブYoloBox Proメイン写真

システムファイブは、中国YoloLiv社のライブストリーミングエンコーダー「YoloBox Pro」の展示も話題だ。

配信業務を行うとなると、レコーダーが必要だったり、切り替えるためスイッチャー、レコーダー、モニターが必要になるが、YoloBox Proはそれをまとめた商品だ。YoloBox Pro自体がエンコーダーで、タブレット式のモニターにもなる。スイッチングできつつ、レコーダーもできる。オールインワンの製品になっている。

システムファイブYoloBox Pro説明写真

ロゴを入れたり、テロップを入れる機能も搭載している。例えば、配信中の動画にロゴやウォーターマークを埋め込むカスタマイズに対応。スポーツ向けにスコアボードを表示させる機能も搭載。YoloBox Proを操作するだけで得点を表示・更新できる。

また、画面内に異なる映像を配置するPinP(ピクチャ・イン・ピクチャ)に対応。サブ画面はタッチパネルのドラッグ操作で位置を調整でき、大きさは設定項目のスケール値を指でスライドして調整できる。

外見はまさしくタブレット端末そのものだ。8インチ高解像度タッチパネルを搭載しており、タブレット端末のようなタッチパネルで操作が可能。専門知識がない人でも操作ができそうだ。

インターフェイスはHDMI入力を3つ、USB-A2.0ビデオ入力を1つ搭載。対応するプラットフォームはYouTube、Facebook Live、Twitch、RTMPに対応する。

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映像入力のインターフェイスはHDMI入力×3とUSB-A2.0ビデオ入力×1を搭載

また、タブレットなのでSIMカードに対応。Wi-Fiのテザリングがあれば、外でライブ配信も可能。本体内部には10000mAhの大容量リポバッテリーを内蔵しており、3時間の可動が可能。例えば1時間の構成のライブ配信であれば、スイッチャー不要で、電源も確保する必要なく番組配信が実現できそうだ。

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本体下部にSIMとSDカードスロットを搭載