米Red Giant Software社では、画像特殊効果ツールMagic Bulletシリーズを含むデスクトップ画像編集ツールの新製品および新バージョンをNAB2008にて発表、自社ブースにて初公開する。ブース番号は、SL2128A。 展示する5つの製品は以下のとおり。
  • Trapcode Horizon: Trapcode HorizonはAfter Effectsのプラグインで、3Dの背景に対してのカメラマッチングを行うツール。今夏に正式出荷予定。価格は米国内99ドル。
  • Instant HD Pro: Instant HD Proは、SD画像をHD画質レベルに調整するさまざまな編集ツールが揃えられたがツール。HDまたは2Kフォーマットに出力する前に、画像をシャープにし、ノイズ除去、パン・スキャンといった調整を行えるプリセットメニューが備わっている。異なるフォーマットが混在するプロジェクトでも、各ソースに、最終フォーマトのプリセットを適用するだけで、特定のHD形式に統合した編集を行うことが可能。今夏に正式出荷予定。価格は米国内399ドル。
  • Radium Glow : Radium Glowは新しいプラグインパッケージとしてリリースされる。フレームの最輝度をベースにグロウの範囲を定義するツールで、パッケージには、GlowEZ、Glow EdgeとGlowDepthが同梱されている。今夏に正式出荷予定。価格は米国内99ドル。
  • Magic Bullet Steady: Magic Bullet Steadyは、Final CutPro6とAfterEffects CS3に対応するようになる。独自の精密なスタビライザー機能では、リア・リアルタイムで不必要なカメラの動きを除くことができる。DVシーケンスの映像のノイズリダクションとグレインも備わっている。今夏に正式出荷予定。価格は米国内199ドル。
マット生成ツールとしては市場ベストセラーの1つであるPrimatte Keyer Pro は最新バージョン4が展示される。新バージョンでは自動セットアップや編集スピードの向上、そして AfterEffects、Avidのほか、Final Cut Proをサポートできるようになった。以前のバージョンよりも3倍の処理速度になったという。アーティファクト圧縮、微妙なシャドウや不安定なライティングを調整するツールもパワーアップしている。既に出荷されており、価格は米国価格で499ドル。