米Omneon は、IPネットワーク経由でもファイル転送を最適化し、長距離での転送効率を改善する高パフォーマンスのコンテンツ配信プラットフォーム、ProCast CDN(プロキャスト・シーディーエヌ)を発表した。
ProCast CDN は昨年末に買収した、Castify Networks社の技術を取り入れて開発されたもの。
NAB2008では同社ブースにて初展示する。ブース番号は、SU9620。
ProCast CDNには、先進的なWAN高速化技術、ネットワーク管理、および帯域幅の優先順位設定機能が組み込まれており、地理的に分散した複数のサイト間において大規模なファイル転送を開始、監視、管理する作業を高速、簡素化することを可能にする。
オープンなマルチプロトコルのフレームワーク上で、ユニキャストとマルチキャストの両方のプロトコルを使用して、複数のメディア・フォーマットによるコンテンツをスケーラブルに配信することができ、また衛星と地上の両方の回線を利用できる、唯一のシステム。
ファイルがすべての場所に期限通りに配信されたことを確認する追跡ツールや、課金を適切に行うための会計情報取得などの機能も備えられている。