加Matrox Video Products Group(Matrox社)は、ノンリニア編集プラットフォーム「RT.X2」の新バージョン3.6をリリースした。 新バージョンでは主に、Microsoft Windows Vista BusinessとUltimate(32ビット)に対応できるほか、Sony XDCAM EX(.mp4)ファイルフォーマットのリアルタイム再生ができるようになった。 アドビ社のPremiere Pro CSの編集タイムライン上で、3XDCAM EXフォーマットのフッテージをHDV、P2MXFやSD素材と混在することができる。そのほか、DVDオーサリングとしてSD素材を直接.m2vファイルとしてキャプチャし、そのままアドビ社のEncoreで編集でき、またリアルタイムでエッジソフトネスやオパシティを調整しながらマットエフェクトをリアルタイムでつけることも可能となった。 RT.X2は、アドビ社Premiere Pro CS3と独自I/Oカードをバンドルした(I/Oカードのみの購入も可能)ノンリニア編集プラットフォーム。I/Oカードは、コンポジット、Y/C、HD / SD アナログ コンポーネント入出力を搭載している。HDとしては、ネイティブ HDV 1080i、 HDV 1080p、 HDV 720p (JVC ProHD)、 Panasonic P2 MXF 720p、 Sony XDCAM EX、 および MPEG-2 4:2:2 I-frame HDをサポートしている。 新バージョンには、Adobe Premiere Pro CS3 バージョン 3.2.0 が必要。既存のユーザは無償で新バージョンをダウンロードすることができる。