キヤノンは、小型・軽量のカメラ一体型リモート雲台BU-50Hの発売を発表した。
BU-50HはHDビデオカメラ一体型のパン・チルトシステムの新製品。外形寸法は、305(幅)×275(高さ)×350(奥行き)mm、質量は約11kgと小型・軽量。
カメラ部は、総画素数167万画素の3CCDシステムに高性能映像エンジン「DIGIC DV II」を採用しており、高精細のハイビジョン映像を撮影することが出来る。また、光学20倍のズームレンズを搭載することで、2/3型換算で8.25mmの広角から165mmの望遠域まで安定した撮影が可能。2009年2月中旬発売予定。
同製品開発の背景には、
近年のデジタルハイビジョン放送の普及やハイビジョン対応の薄型テレビ市場の拡大による、ハイビジョン映像に対するニーズの高まりがある。 同社は、こうした市場動向をふまえ、市販のHDTVカメラをセットして使用できる「BU-50L」(2007年4月発売)を発売している。
なお、同製品は9月12日から16日の間、オランダのアムステルダムで開催される放送機器展「IBC 2008」に出展される。