日本ビクターは、業務用機器の商品ブランドをグローバルブランドの「JVC」に統一し、販売地域をグローバルに拡大することで業務用分野の販売強化を行うことにした。

これまで、日本市場は日本ビクターとして、海外市場はJVCとして販売・マーケティング活動を展開してきたが、JVCに一本化することで、世界共通のモデル展開を行っていく。これにより、開発工数を削減し、周辺機器の共通化を図るほか、部品削減によってコストの見直しを図ることで競争力をより高めていく。

ブランド統一に伴い、日本ビクターは、マーケティング活動もグローバルに統合。販促物や店頭ツール、コミュニケーション活動なども共通化し、JVCブランドイメージを統一する考え。日本でJVCブランドで展開する初めての製品は、4月下旬に発売するメモリーカード記録の業務用HDカメラレコーダー「GY-HM100」となる。