トムソン社傘下のテクニカラー・ビジネスグループによると、先日授賞式が行われたアカデミー賞の主要カテゴリ受賞作品は全て、テクニカラーのサービスのもと製作されたという。特に、年間最高映画賞にノミネートされた5つの作品:”ベンジャミン・バトン”、”フロスト/ニクソン”、”ミルク”、”スラムドッグ$ミリオネア”は全て、テクニカラーの元、編集、制作が行われた。

主要的な6つのカテゴリ:年間最高映画賞をはじめ、アニメーションフィーチャー、ディレクター、シネマトグラフィー、フィルム編集、ビジュアルエフェクツ賞にノミネートされた作品の製作においても携わったという。

テクニカラーのビジュアルエフェクツ部門、MPC(he Moving Picture Company)は、最多8部門を受賞した”スラムドッグ$ミリオネア”をDIワークフローのもと、完成させた。また、LA、ロンドン、モントリオールとローマにあるテクニカラー・ラボにおいては、”ベンジャミン・バトン”、”フロスト/ニクソン”や”ダーク・ナイト”の製作を手掛けた。

“スラムドッグ$ミリオネア”と”愛を読む人”は、撮影がインドや東ヨーロッパで行われ、英国のプロダクションを拠点にしながら、英国と米国のテクニカラーで仕上げられたという。 その他にも、”チャレンジング”、”レスラー”、”カンフー・パンダ”といった作品にも携わった。