Fujitsu Computer Products of Americaの発表によると、NAB 2009で新しい仕様を搭載したリアルタイム映像伝送装置「IP-9500」エンコーダを展示する。ブース番号はSU 10921。

富士通では40年もの間、映像伝送装置の開発を進めている。そしてH.264/ MPEG4 AVC を採用した、リアルタイム映像伝送装置IP-9500を2007年にシリーズ製品化している。

今回このIP-9500に、次世代衛星サービスにおけるハイビジョン映像の規格DVB-S2と標準映像の規格DVB-Sの両規格に対応する機能を搭載した。衛星経由で高品質のハイビジョン映像を配信できるため通信コストを削減でき、また、19インチラック1Uサイズの小型筐体に専用LSIを搭載していることで、小型化と省電力化を実現している。