米Adobe Systems社(Adobe社)とDisney Interactive Media Group社(DIMG社)のエグゼクティブが4月20日に行われるNAB 2009(2009 NAB SHOW)のスーパーセッションのゲストスピーカーに決まった。

招かれたのはAdobe社のCEO兼社長のShantanu Narayen氏と、DIMG社のCTOのA.D. ”Bud” Albers氏。このセッションでは、技術とクリエイティブさで先導する2社のトップから、デジタル化によるプロダクション、コマースやディストリビューション分野で見いだせるビジネスチャンスについて語ってもらう。デジタル技術により、企画からコンテンツ制作、配信まで、全てスピード化したことがどのようにビジネスに影響しているかも追求していく。

Narayen氏は1998年にAdobe社へワールドワイド・製品リサーチ担当シニア・バイスプレジデントとして就任。アップル社、シリコングラフィックス社、そしてピクトラ社を経て、2005年に現在の任務に就く。

就任年には、マクロメディア社を34億ドルで買収し、Adobe社のソフトウェアプラットフォームおよびソリューション域を拡げ、当社をマーケットのキープレイヤーとして位置づけることに成功した。

Albers氏は、ディズニー傘下のDIMG 社でメディア技術として必要な最新の技術ソリューションを開発することを任務としている。DIMG 社は、ディズニーブランドのコンテンツ制作から、オンライン、モバイルやビデオゲームといった、あらゆるプラットフォームへの配信を担っている。

DIMG社の前は、デジタル音楽サービス会社、MediaNet Digital社の副社長兼CTO、そしてGetty Images社の副社長兼CTOを務めていた。

20日のスーパーセッションは、10時30分より開演予定。