米Telestreamは、同社のライブ・ビデオプロダクションツール「Wirecast」のAdobe Flashプラットフォームに対応する最新バージョンを発表した。
Wirecastは、Webでのライブ・ビデオストリーミング配信、もしくはオンデマンド・ビデオ配信用のツールで、HDVカムといったビデオカメラやWebカム、マイク、ムービーや画像など様々な形式のメディアをリアルタイムで合成しながら、インターネット経由でストリーミング中継、配信できるツール。最新バージョン3.5では、既存のQuickTime以外にAdobe Flashプラットフォームに対応できるようになった。
QuickTime と Darwin Streaming Serverに対応しているが、今回Telestream社では、米国市場で認知されているストリーミングプロバイダーのMogulus社 と Ustream社とアライアンス契約を結び、このWirecastで作成されたFlashビデオをインターフェースよりワンパスで公開できるようにした。
このWirecastのバージョン3.5はNAB 2009(2009 NAB SHOW)のTelestream社ブース(ブース番号:SL3305)でデモンストレーションされる。