米国アナリストによると、世界的人気歌手のマイケル・ジャクソン氏の突然の死が報じられた6月25日から週末にかけて インターネットを駆け巡り、21世紀最大レベルのニュースへと化したという。

マイケル・ジャクソン氏死去の第一報を受けてから48時間以内には、米国ではオバマ氏が米国大統領に選ばれた時に引き続く、第2番目の座へ駆け上った。インターネットでは世界中の人々がオンライン検索を行ったことで、さまざまな影響が発生した。

米Googleのニュース・サイト「Google News」では、米国時間6月25日の午後14時45分頃から約25分間、一部のユーザーが検索を行えない状態になった。このパニックは、マイケル・ジャクソン氏関連の検索があまりに多かったために、プログラムによる自動攻撃と勘違いしたためだと、米Google側は発表している。また、モバイル検索でも急増が見られたという。

米Time Warner傘下のAOLのインスタントメッセージ・サービス「AIM」でも、約40分にわたってダウンする騒ぎとなった。Yahooも1日あたりのビジター数が1640万人という記録に達したと述べ、マイケル・ジャクソン氏死亡を扱ったトップ記事が同社史上最高のアクセス数を獲得したことを明らかにした。