日本SGI株式会社(東京都渋谷区)は、コンテンツ管理システム「JNICOL blueSKY(ジェイニコル・ブルースカイ)」の新バージョンを7月1日より販売開始する。
JNICOL blueSKYは、同社が開発した、コンテンツ管理システムで、ビジュアルにわかりやすくコンテンツを一元管理し、動画やデザインデータ、ドキュメントなど様々なファイルを検索でき、動画配信やファイルの配布などが簡単に行えるもの。
新しいバージョン3.0では、新しくWEBサービスAPI機能が搭載され、JNICOL blueSKYのコンテンツ管理機能を他システムから利用できるようになった。グループウェア、ポータルサイト、ドキュメント管理システムなど他システムから、ビジュアルなインターフェースで検索、閲覧が可能になる。さらにユーザ環境に合わせてオーダーメイドのコンテンツ管理システムの開発も低価格、かつ短納期に構築ができるという。
新バージョンでは更に、(1)登録するファイルの容量に制限を設けずフォルダごと、動画など大容量ファイルの登録を可能にする専用のデスクトップアプリケーション、(2)複数ファイル(一度に1,000件まで)のメタデータや権限設定を一括で編集可能な機能、(3)作業途中のコンテンツを複数のメンバーで共有、編集、受け渡しなど、制作現場のコラボレーション環境を実現するワークスペース機能(*オプション)、(4)用途や目的別にユーザが複数のコンテンツをまとめてバスケットに保存や共有、公開することができるバスケット機能、(5)ユーザが任意で作成したメタデータ項目を、用途に応じて自由に組み合わせることができるメタデータセット機能、が追加された。
現在、企業や研究機関では高解像度/大容量の動画、静止画、デザインデータ、ドキュメントデータが増加し、それらを活用して効率よく業務を行うことが必須となっている。日本SGIではこの市場動向を販売促進チャンスとし、新しい機能のWebサービスAPI機能を利用してシステム開発を行うSIパートナーを募り、システム構築支援を強化していく。
また、コンテンツホルダー、ライセンサー(スポーツ、キャラクターなど)、企業、大学・研究機関などに広く販売するため、リセラーパートナーもあわせて募集し、JNICOL blueSKYの販売強化を行う。