北海道日興通信株式会社(NIXUS、札幌市中央区)は11月18日から開催される2009年国際放送機器展(Inter BEE 2009)にて、リアルタイム3DCGシステム「3D-NIXUS」をはじめ、テロップシステム「CG-Store」といった放送向けシステムの大幅な機能強化を発表する(ブース番号7303)。

3D-NIXUSは、ニュースや情報番組のテロップ、野球・サッカ ーなどのスポーツ番組や気象、選挙放送などで3Dグラフィックをリアルタイムにオンエアできる、リアルタイム3DCGシステム。わかりやすいGUI、初期設定が大幅に容易になるキャ リブレーションツール、そしてMaya対応等、数々の新機能が搭載された。CG-Storeでは、この秋、関西テレビ放送向けに納品した最新バージョンを展示する予定だという。

そのほかにも、リアルタイム画像解析を利用した新しいスポーツシステムの表現や、立体視システムへの挑戦等、NIXUSの新たな戦略ソリューションが紹介される。また、最新リリース製品のCATV・プロダクション向け製品「nixia」シリーズ、ラジオ向け同録システム「ぱられこ君」、放送局向けデータ管理システム「NiSS」、テロップソフト「TelopCanvas」一発美的画質ソフト「NIXUS-TOPAZ」などフルレンジで製品が展示される。