アルビクス株式会社(新潟県燕市)は11月18日から開催される2009年国際放送機器展(Inter BEE 2009)にて、「低遅延オンエア折り返しシステム」「映像・音声エラー検知装置」の新ラインナップを揃え、最新技術を備えた監視システムを紹介する(ブース番号6301)。
「低遅延オンエア折り返しシステム」は、低遅延、低ビットレートによるインターネット網を使用した映像・音声伝送システム。日本テレビ、株式会社テクノマセマティカルの共同開発のシステムで、そのデコーダ部をアルビクスがハードウェア化した。地上デジタル放送の中継現場で、オンエアの送り返しが約0.2秒で確認できる。
ブースでは、そのほかにTS(MPEG2)入力に対応した映像・音声エラー検知装置「VAD-411」や、カスケード接続により最大60ch入力まで対応するマルチビューワ「MV-312HD」や映像のみ分割・フリーレイアウト 表示できるモデル「MV-412」などをデモンストレーションする。