日本テキサス・インスツルメンツ株式会社(東京都新宿区)は、2K対応DLP Cinemaおよび今後登場する4Kプラットフォーム向けのすべてのDLP Cinemaサブコンポーネントが、DCI(デジタル・シネマ・イニシアティブ)基準の評価基準テストを完了したと発表した。第三者機関認定をうけているCineCertの審査によるもの。
今回の手続き審査の通過により、DLP Cinemaはプロジェクタ技術で初めての快挙となる。また、これにより、DLP Cinemaのパートナーであるバルコ、クリスティ・デジタルおよびNECの各社は、次世代DLP Cinemaプラットフォーム採用の新製品の出荷が可能としている。
CineCertのCTOであるジョン・ハースト氏(John Hurst)は次のように述べている。
「DLP Cinema次世代プラットフォームが、当社のラボで行ったテストを通った最初のデバイスであることを嬉しく思います。当社の目標はメーカー、システム・インテグレーターおよび映画館運営者に、基準を満たすのに必要な技術の詳細やテストについて促進、支援することです。DLP Cinemaプロジェクタは、最高のクオリティの映画体験を提供するための要求項目に合致すると期待されています」
同社のDLPテクノロジーは同社Webサイトにて確認できる。 http://www.dlp.com/jp