米Avidは、今季の音楽界、映画業界およびテレビ業界全般にわたる映像・音楽アワードシーズンにおいて、多数のAvidユーザがノミネートおよび受賞したことを発表した。2010年アカデミー賞、グラミー賞、およびACEエディ賞では、以下のカテゴリにおいて合計50以上の賞を獲得したという。
- 第82回アカデミー賞: 「作品賞」、「音響賞」、「音響編集賞」、「映画編集賞」
- 第52回グラミー賞: 年間最優秀レコード」、「年間最優秀アルバム」
- ACEエディ賞: 映画部門最優秀編集作品賞」、「1時間シリーズテレビ部門最優秀編集作品賞」
特にアカデミー賞では、「アバター」、「第9地区」、「ハート・ロッカー」、「プレシャス」、そして「マイレージ、マイライフ」が、アカデミー賞の主要カテゴリ8部門を受賞、35以上のノミネーションを受け、圧倒的な勝利を収めた。これら作品の制作において、同社の映像編集システムMedia ComposerとDAWシステムPro Toolsが使われたという。
Avid Pro Toolsは、ビヨンセの「ヘイロー」、キングス・オブ・レオンの「ユーズ・サムバディ」、テイラー・スウィフトの「フィアレス」、グリーン・デイの「21世紀のブレイクダウン」、Jay-Z、カニエ・ウェストとリアーナの「ラン・ディス・タウン」など、グラミー賞のほとんどの受賞作品はノミネート作品のクリエイティブ・レコーディングやミキシング制作に活用された。
全米映画編集者協会(American Cinema Editors)が主催するACEエディ賞では、「ハングオーバー」、「ハート・ロッカー」、「カールじいさんの空飛ぶ家」や「デクスター」の編集者達が「映画やテレビ制作で最も優れた活動を行う編集者」として栄誉ある受賞を獲得した。