トムソン・カノープス株式会社(神戸市西区)は、ネットワークビデオ編集システムGrass Valley EDIUS Workgroup Server (EWGS)用オプション「EWGS Distributed LAN Server(EWGS-DLS)」を5月上旬より日本国内で販売を開始する。販売価格は税別1,480,000円。
「EWGS Distributed LAN Server(EWGS-DLS)」は、従来、同社のHDWS/REXCEEDシリーズを編集クライアントとするネットワーク編集システム EWGSでは、各クライアントにFCインターフェースを必要としていたが、ユーザーから寄せられた「取材映像の編集に用いたノート型端末をEWGSに接続したい」という要望に応えるものとして開発された。EWGS-DLSを使用することにより、1本のLANケーブルのみでEWGS上の共有素材(SAN)への高速なアクセス/編集が可能となる。また、QoSにより編集端末毎の帯域を設定することもできるという。
なお、EWGS-DLSには5台分のクライアントライセンスが付属しているが、必要に応じて追加クライアントライセンス「EWGS Distributed LAN Client(EWGS-DLC)」を購入できる。販売価格は税別98,000円。