米アビッド・テクノロジー社は米国時間4月11日に、ラスベガスで開催中のNAB2010において、AVC-Intra P2 HDフォーマットによる「取り込みから出力まで」のシンプル、迅速、かつ高品質の新しいワークフローを発表した。これにより、AVC-Intraでレコードされたメディアのトランスコードやリラップの必要なくコンテンツの編集、共有、配布を開始することができるという。
同社のアセットマネージメントシステム「Interplay」がAVC-Intraコーデックにネイティブに対応できるようになり、低解像度のプロキシでショットリストを作成し、AVC-Intra素材へ瞬時に再リンクして即座に送出することができる。また、メディア送出サーバ「Avid AirSpeed Multi Stream」の最新バージョン1.5では、1080i/720p用のAVC-Intra 50Mb/sec及び100Mb/secにネイティブに対応し、「オンエアまでの時間」の短縮化を図ることができる。
このP2HD AVC-Intraワークフローは、第2四半期にリリースされるAvid Interplay バージョン2.2及びAvid AirSpeed Multi Stream バージョン1.5でサポートされる。