アドビシステムズ株式会社(東京都品川区)は、デザイン/開発ソフトウェアのリリースとして、ほぼ全てのクリエイティブワークフローに対応するAdobe Creative Suite 5製品ファミリーの販売をアドビストアなどで開始した。
Adobe Creative Suite 5製品ラインでは、250以上の製品機能が新たに搭載され、14種類のクリエイティブツールすべてがバージョンアップし、デザイナーと開発者とのワークフローが強化されている。また、近日発表予定のFlash Player 10.1とAdobe AIR 2向けのコンテンツとアプリケーションの制作が可能となっている。
さらに、同製品は初めてOmunitureのオンラインコンテンツやデジタルマーケティングの測定機能、最適化機能との連携を実現。Omniture Site CatalystやTest&Targetと併用することで、Webサイトをはじめとする各種ソースによって生成される情報をキャプチャ、保存、分析できる。
同製品は、5種類のオンラインサービスで構成され、クリエイティブワークフローを効率化させるオンラインサービス「Adobe CS Live」とも連携している。CS Liveサービスは期間限定で無償提供される。
Adobe Creative Suite 5のラインアップは下記5つのスイート製品とPhotoshop、Illustratorなどの14種類の単体製品、関連技術で構成される。
- Adobe Creative Suite 5 Master Collection
- Design Premium
- Wwb Premium
- Production Premium
- Design Standard
本バージョンからは、これまでと異なり、単体製品からSuite 製品へのアップグレード、Suite 製品からMaster CollectionへのアップグレードといったSuite製品のアップグレード版「C」の取り扱いが、アドビストアのみとなる。また、アドビストアでは各製品のダウンロード版も提供している。