株式会社東京放送ホールディングス(東京都港区)は、5月18日発売の米Apple社製「iPad」向けに、クラシックステーションOTTAVA(オッターヴァ)を聴きながら、TBSが配信する最新ニュースも一覧できるアプリケーション「TBS – OTTAVA News & Classics(日本語表記 オッターヴァ ニュース&クラシック)」を開発したと発表した。

このアプリケーションは、株式会社フライトシステムコンサルティング(東京都渋谷区)が開発元である。TBSホールディングスが運営するクラシック音楽専門のデジタルラジオ&インターネットラジオ「OTTAVA」の音声ストリーミングと、TBSのニュースサイト、TBSNews-iの最新ニュース更新サービスを結合させた「マルチタスク型」のサービスである。iPad 上に、「音楽」と「ニュース」をいつでも常駐させることができ、電子書籍の閲読など、想定されるiPad の利用シーンに適応する、「寄り添い型」アプリケーションだという。

OTTAVAでは、2009年8月にiPhone用に放送同期24時間ストリーミングアプリケーションの提供を開始していた。今回は、そのiPhoneアプリをベースに「ニュースチェック機能」を追加同居させ、iPadの大画面にあったアプリケーションとしてバージョンアップさせた。

「TBS – OTTAVA News & Classics」は無料で、近日 App Store への申請される予定となっている。OTTAVA の生放送番組を聴取でき、各ニュースからは「TBSNews-i」のサイトにリンクされ、詳細ニュースをチェックできる。聴取した曲の履歴が自動で保存され、聴取した曲は「iTunes store」で購入できるという。Twitterの投稿機能も利用できる。