日商エレクトロニクス株式会社(東京都中央区)と同社グループの株式会社エヌジーシー(NGC、東京都中央区)は、コンビニエンスストアのローソン向け「コンテンツ表示ディスプレイ」を株式会社クロスオーシャンメディア(東京都渋谷区)に納入したことを発表した。
クロスオーシャンメディアは、株式会社ローソン、株式会社アサツーディ・ケイ、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモの合弁会社でコンビニエンスストアにおけるメディア事業を展開している。今回納入されたディスプレイは都内約300店舗のローソンに設置され、2010年5月29日より運用が始まっている。
このディスプレイは46インチ高輝度液晶ディスプレイ「SAMSUNG 46DR-S」で、ローソンの各店舗の店頭ガラス面に設置され、店外の歩行者を対象とした双方向コミュニケーションメディアツールとなっている。店外からの外光が当たる環境でも十分な視認を可能とする高輝度ディスプレイにより、高い訴求効果が期待できる。屋外からの視認を前提とした広告用デジタルサイネージシステムとしては国内最大級の規模だという。
「店頭ガラス面にて携帯電話を用いた双方向コミュニケーションも実現する、単なる情報発信を超えたソリューション」であるとNGCは述べている。なお、NGCは、同ソリューションを2010年6月9日より11日まで幕張メッセにて開催される「デジタルサイネージジャパン2010」に展示する。