エフエム東京(東京都千代田区)は、福岡国際センターで7月7日から開催する「九州放送機器展2010」の「福岡ユビキタス特区マルチメディア放送実験試験局」ブースにて、3セグメント放送形式を使ったV-Low帯地方ブロック向けマルチメディア放送をイメージした展示を行う(ブース番号I-64)。
ブースでは、初公開するものとして「自動蓄積型ファイルキャスティング実験」と「道路交通情報サービス『iHighway』の放送波配信実験」、「JR高速船で実験中の『船舶パーソナルサイネージ』」、「CSKシステムズが開発したIPDC受信機のデモ番組企画『つぶやきラジオ』」を展示する。この他に、「リアルタイム番組と連動した有料ファイルキャスティング実験」や「西鉄バスで実験中の『放送波バスサイネージ』」を展示する。
同社は、展示内容発表文面で、「今後も福岡ユビキタス特区の3セグメントマルチメディア放送実証実験を通して、V-Low帯マルチメディア放送の先行実験を実施していく」と表明している。