米NVIDIAは現地時間7月27日、SIGGRAPH2010にて、3Dステレオスコピック・ソリューション、NVIDIA 3D Vision Proを発表、同社ブースで初公開している(ブース番号:717)。
3D Vision Proは、専用のアクティブシャッター対応3D眼鏡と無線周波数(RF)トランスミッタ・ハブを組み合わせたソリューションで、Quadro搭載のデスクトップPCと3D対応ディスプレイやプロジェクタを使用することによって個人ベースで3D体験が実現できるという。
ハブを介して最大150フィートの長距離接続が可能で、制作プロダクションのスクリーニング用シアターや、博物館などのミニシアターや、NVIDIA Scalable Visualization Solutions(SVS)を使用したパワーウォールまたはシアターで、大規模グループによる3D体験も可能になる。
3D Vision Proは20時間の連続動作が可能なバッテリチャージが可能で、ディスプレイパネルとプロジェクタモデルおよびプロフェッショナル・アプリケーションを広範囲でサポートする。メーカー希望小売価格は、専用3D眼鏡が北米価格349ドル、RFトランスミッタ・ハブが399ドル。