米Avidは、放送局やポストプロダクションに、よりお求めやすい価格帯で高い操作性とリアルタイム性を提供する、オープンな共有ストレージ・ソリューションAvid ISIS 5000を発表した。

日々発生する変化と新しいビジネスチャンスに適応する大きなフレキシビリティと、40クライアントまでのワークグループにおける特定のニーズに対応するよう設計されたISIS 5000は、700を超える世界中のメジャーなメディア・エンタープライズにおいて、大量のデジタルメディア・アセットの保管、共有及び管理に使用され、実績のあるISISテクノロジーに基づき開発。エンド・トゥ・エンドAvidワークフローをサポートすると同時に、Apple Final Cut Proもクライアントとして検証及び認証されている。

低コストのハードウェアで稼働する高パフォーマンスのISISファイルシステム・テクノロジーへのアクセス、サードパーティ・アプリケーションのサポート、そしてより多くのコンテンツの制作をより低コストで実現するオープンな共有ストレージプラットフォームにより、クリエイティブ・リソースのアロケーションを向上し、変化し続けるプロジェクトニーズに対応するという。

■ISISファイルシステム
デジタルメディア・ファイルの共有に最適化されており、リアルタイム・パフォーマンスを保証する集中管理されたメディアアクセスを提供。協調作業ワークフローを拡張する。ISIS 5000では、AvidのISIS File Systemの運用を、低価格帯のハードウェア上で実現。これにより、ワークフローに対応したエンタープライズクラスの高性能な共有ストレージ・テクノロジーを、より幅広いマーケットに提供可能となった。

■ISIS 5000エンジン
容量を増設することで、より多くのSD及びHDのプロジェクトやコンテンツを取り扱えると同時に、コストエフェクティブにより魅力的なコンテンツを制作することができる。

■Avid及びApple Final Cut Pro編集システムのサポート
オープン・アーキテクチャーにより、多岐にわたるプロジェクト・ワークフローを実現。今までの投資を有効に活用することができる。

■イーサネット・コネクティビティ
導入、拡張、メンテナンスのコスト効率が高い、高パフォーマンス・ネットワーキングを提供している。

■FlexDrive
運用を妨げることなくリアルタイムで実行可能なストレージのリサイズ機能により、変化し続けるプロジェクトの要求や新しいビジネスチャンスに対応。

■簡素化された管理機能
直観的なISIS Managementコンソールが提供する、容易なセットアップ、ユーザー及びストレージ・マネージメント、モニタリング及び診断により、管理に関わる経費を削減。パフォーマンスを落とすことなく容易に可能なスイッチやクライアントの追加により、成長し続けるビジネスに対応する。