パナソニック株式会社(大阪府門真市)は、半導体メモリー収録システム「P2HD」シリーズの新製品、メモリーカード・カメラレコーダー「AJ-HPX3100G」を10月より発売する。

同製品は、2/3型220万画素CCDイメージセンサー(3CCD)と最新の放送用ビデオコーデック「AVC-Intra」(MPEG-4 AVC/H.264準拠)で、フルピクセルかつフルサンプリングの高画質HD信号を、大容量で高い信頼を誇るプロ用メモリーカード「P2カード」にファイル記録し、F11(2000lx)の高感度とS/N比59dB(DNR(デジタル・ノイズ・リデューサー)ON 時)の高画質を両立。また、24bit PCMによる高音質記録(AVC-Intraモード時)にも対応した。

従来の2/3型3CCD 搭載カメラレコーダーと比べ軽量化(本体約3.9kg)と低消費電力(本体のみ約34W)を実現。低重心でカメラマンの視野を確保したローボディデザインを採用した。さらに「ワイヤレスメタデータ入力機能」や、米国Apple社製編集ソフトFinal Cut Proや中国Sobey Digital Technology社製ノンリニア編集システムに対応したプロキシビデオを生成する「新ビデオエンコーダーボード」などのオプション(別売、開発中)により、さらに高速な制作ワークフローを実現するという。

なお、同製品は、中国北京市内で開催されている国際放送機器展「BIRTV 2010」のパナソニックブース(3号館/#3001)に出展されている。