NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)株式会社は、日本電信電話株式会社(NTT)、NTTエレクトロニクス(NEL)株式会社と共同でブースを出展する(ホール5.B10)。
今回 NTT-ATからは、AVC/H.264 HDTVソフトウェアエンコーダ「HDVE-100」の開発キット(C言語によるAPIをもつDLL形式のモジュール)のほか、MVC/H.264対応ソフトウェアコーディックを参考出展、リアルタイム3Dストリーミングを展示する。MVC (マルチビュー符号化)は、H.264のバージョン10で規格化され、現在は主にBlu-ray 3Dの規格として採用されている。
サイド・バイ・サイド方式とは違い、一つのファイルに二つの独立したビデオストリームが存在する。ブースでは、そのほかに2010 FIFAファールドカップ放送の映像伝送でも100台以上が採用された、NELのAVC/H.264 HDTV/SDTV エンコーダ/デコーダ 「HV9100」シリーズや、国内来年度に発売予定のMPEG-2 3D同期エンコーダ「MPC1010-3D/4K2K」を使ったコンセプト展示をする。