ソニー株式会社(東京都港区)は、業務用カムコーダーXDCAM EXシリーズ向けとして発売されたSxSメモリーカードの”SxS-1″(エス・バイ・エス ワン)シリーズとして、データ転送速度を同社従来比(既発売の”SxS-1″・”SxS PRO”)で約1.5倍高速化したモデル「SBS-64G1A」(容量:64GB)、「SBS-32G1A」(容量:32GB)を発売する。メーカー希望小売価格はいずれもオープンで、市場想定価格は「SBS-64G1A」が9万7千円前後「SBS-32G1A」が6万5千円前後。
今回発売の2モデルは、従来のSxSメモリーカードと比べ、データ転送速度が向上。これにより、ノンリニア編集環境へのデータ転送時間がより一層短縮でき、ワークフローの一層の効率化に貢献するという。
また、放送局などで広く使われている XDCAMカムコーダーのMXFファイル形式での記録に新たに対応。大容量化により、XDCAMメモリーカムコーダー「PMW-500」で、高画質MPEG HD422コーデック(50Mbps・4:2:2サンプリング)によるMXFファイル記録を行っても、約120分もの記録時間を実現する。