IBCの主催者側の9月14日付けの発表によると、9月13日までの入場者数が 昨年を上回る 48,164人となった。この記録は、IBC始まっての最高記録を出した2008年の入場者数よりも1100人ほど少ないが、過去2番目の好成績だという。

「IBCの展示フロアスペースも463,000スクエア・フィートに拡大され、景気沈滞の中でありながら非常に良い功績を挙げた。」と、IBCエキシビション委員会の会長ジョン・ホルトン氏は声明文で述べている。

今年のIBCでは、来場者に最新の技術を体験してもらうための趣向が凝らされた。3Dシアターによる「トイストーリー3」では7.1チャンネルのサラウンドで公開、「アバター」では非公開のカットも上映し、更にNHKによる、スーパーハイビジョンのスクリーニングも実施された。またカンファレンスでは、300人以上のスピーカーを迎え60セッション以上が開催された。