アビッド テクノロジー株式会社は、同社のフラッグシップであるPro Tools HDオーディオ・インターフェイス・シリーズが使用可能な”ホスト・ベースのPro Tools HD”システムであるPro Tools HD Nativeの国内出荷を開始した。メーカー希望小売価格は、コア・システムのみの「Pro Tools | HD Native PCIe Core System」が税込367,500円、HD OMNIバンドルの「Pro Tools | HD Native + HD OMNI」が税込630,000円、HD I/Oバンドルの「Pro Tools | HD Native + HD I/O 8x8x8」が税込682,500円、「Pro Tools | HD Native + HD I/O 16×16」が税込840,000円。
Pro Tools HD Nativeは、1枚のPCIeカードを使用して、最大192本のオーディオ・トラックと最大64チャンネルの入出力で、大規模なセッションを作成可能。Pro Tools HD softwareで、録音、編集、ミックスが行える。低レイテンシーなモニタリング環境も特徴の1つだ。
なお、Pro Tools HD Nativeに付属しているPro Toolsはバージョン8.5だが、同梱のiLokキーには既にPro Tools HD 9 Softwareのキー情報が含まれており、製品登録時にPro Tools HD 9 Softwareが無償ダウンロード可能となるサイト情報がメールで自動的に送られてくる。