AJA Video Systems社は2月15日、AJA Io Expressが近日発売のAvid Media Composer 5.5とAvid NewsCutter 9.5で利用可能になることを発表した。Io ExpressはHD/SD-SDI入出力やHDMI v1.3a入出力に対応した映像/音声入出力デバイス。Apple ProRes 422、Apple ProRes 422(HQ)、XDCAM HD、DVCPRO HD等のキャプチャ編集を行うファイルベースのワークフローに利用できる。
AJA Io ExpressとAvid Media Composer 5.5ワークフローの主な特長は以下の通り。
- HD/SD-SDI入出力
- ピクセルあたり30/36bitの情報を持つDeep Colorに対応したHDMI v1.3a入出力
- HD/SDコンポーネントビデオ出力
- 10bit ハードウェアダウンコンバート
- RS-422デッキコントロール
- 2チャンネルRCAオーディオ出力
- ExpressCardまたはPCIeカード接続でラップトップでもデスクトップでも利用可能
- 小型でポータブルなデザイン:4-pin XLR電源コネクタ仕様
- Avid DNxHDを含む幅広い業界標準のSD/HDフォーマット、フレームレート、解像度をサポート
Avid Technology社 クリエイティブ・プロフェッショナル バイスプレジデント Paul Foeckler氏のコメント:
「Media Composerユーザは、より多くの選択肢や開放性、柔軟性を提供してほしいと望んでいました。そして現在、我々はバージョン5.5でAJA Io Express対応を追加したのです。Io ExpressはAvidの優れたパートナーとして素晴らしいデバイスです。我々はユーザへ、彼らが要求した互換性を提供できることに興奮しています。」AJA Video Systems社 社長 Nick Rashby氏のコメント:
「Avid Media Composerは、ビデオ編集ワークフローにおいてエディターへ開放性と柔軟性を提供する製品であり、ビデオソリューション開発へのAJAのアプローチと非常に一致している。AJAはAvidと長期に渡って共同開発を行っています。Avid DSはAJA KONAカードをサポートしていますが、我々は今回、新たなAvid Media ComposerのIo Expressサポート追加によって、既に知られているAJA製品の品質や信頼性、性能へ、Avidユーザがアクセスするための費用対効果の高い方法を提供します。」