さくら映機株式会社は、リニア編集対応テープレスメディア再生機を製品化した新製品「Prunus Universal Player」を 3月1日より発売する。日本テレビ放送網株式会社と共同開発したもの。(上記写真は運用例。レコーダーやコントローラー、モニタなどは付属しない)
Prunus Universal Playerは、様々なテープレスメディア素材をセットして直接リニア編集システムで操作し、ダイレクトに再生することが可能な、リニア編集対応テープレスメディア再生機。VTRエミュレーション機能を搭載しており、リニア編集コントローラーから9ピン制御によるフルコントロールができるほか、VTRのレスポンスに匹敵するJOG/SHUTTLE操作などにも対応。リニア編集システムは従来設備のまま、VTRの置き換えだけで使用が可能となり、現場環境・コスト面においてファイル化へのスムースな移行をサポートできるとしている。
また、今後運用が開始されるファイルベースメディア(XDCAM、P2、GFPAK)によるCM搬入にも対応。ソニープロトコル、VDCP、CMのメタ情報表示などに対応するほか、様々なさまざまなファイル形式に対応することで柔軟な素材登録を実現できるとしている。
本製品は、来る3月24日(木)、25日(金)に汐留日本テレビタワー2Fの日テレホールで開催される日本テレビ技術展示会「デジテク2011」に展示される予定だ。