多摩ケーブルネットワーク株式会社(TCN)は、東芝製ビデオサーバ「VIDEOS neo」を納入し、ファイルベースの運用を2011年4月1日より開始した。

システム構築を手がけたのは、株式会社ブロードネットマックス。フラッシュメモリーをメディアストレージとして実装したVIDEOS neoのオートメーションシステムには株式会社ビデオ・テックの「VATICシリーズ」を採用し、自主放送番組を自動で送出するシステムとなっている。

VIDEOS neoは、最大40チャンネルの同時送出が可能な送出サーバ。MXFファイルによる1ポートあたり678Mbpsの高速ファイル転送が可能、最大60TBまで記録容量を持つ。VIDEOS neoは放送局で数々の導入実績があるが、ケーブル事業者に採用されたのは今回が初だという。

TCNは東京都の青梅市、福生市、羽村市のエリアにトリプルプレイサービスを提供している地域密着型ケーブルテレビ事業者。自主番組では数多くの賞を受賞している。