日本ビクター株式会社は、6月22日(水)から24日(金)まで東京ビッグサイトで開催される「第19回3D&バーチャルリアリティ展(IVR)」の出展内容を発表した。
同社ブース(東1ホール No.23-20)では、4K2K対応のD-ILAプロジェクター「DLA-SH7NL」による超高精細4K-3D映像システムを150型の大画面で体感できる他、同社独自の3D技術を搭載した製品群を展示する。24p対応フルHD二眼式業務用3Dメモリーカメラレコーダーも参考出品される。
また、同社は今回の出展内容発表に合わせて新製品も発表。RealD互換の円偏光方式を採用した業務用24V型3D液晶マルチフォーマットモニター「DT-3D24G1」(左写真)や、昨年同社が発売した2D映像を3D映像へ変換する3Dイメージプロセッサ「IF-2D3D1」の3D映像自動生成範囲を拡張する専用ソフトウェア「TS-2D3D1V3」も出展予定だ。
専用ソフトウェア「TS-2D3D1V3」は、画像解析アルゴリズムの性能向上と調整機能の追加により、3D変換映像の自動生成範囲をこれまでの奥行き方向に加えて飛び出し方向にも拡張が可能となった。新たに「SUB INT.C-VEX」(飛び出し感)、「SUB INT.C-CAV」(引っ込み感)の設定メニューが追加され、部分的に飛び出し感と引っ込み感を細かく調整することで自然な立体感を表現できるなど、様々な新機能を搭載している。
今回新発表された2製品ともにメーカー希望小売価格はオープン。24V型3D液晶マルチフォーマットモニター「DT-3D24G1」の市場想定価格は税込み100万円前後で7月下旬発売予定、3Dイメージプロセッサ「IF-2D3D1」用機能拡張ソフトウェア「TS-2D3D1V3」の市場想定価格は税込み80万円前後で6月中旬発売予定。