株式会社葵プロモーションは、映像制作用iPhoneアプリ「Director’s Finder」を6月17日にリリースした。
Director’s Finderは実際のカメラ・レンズをシミュレートし、実機に近い画角の画像を撮影できるツール。シミュレーションには、ARRI、Sony、RED、Panasonic、Canonなど主要メーカーのカメラを網羅。撮影準備に必要なアングル決め、カメラ・レンズ選びに活用できる。カメラ・レンズを選択すると、そのアングルのデータがログ化される。撮影した時間や場所などのテキストデータを保存することで、スタッフ内での情報共有が容易になる。ロケハン後も、撮影した画像から再度カメラ・レンズをシミュレーション可能だ。
アングルファインダー機能に加えてメールやEvernoteとの連携もされており、ロケハン・撮影時に役立ちそうだ。選択できるフィルム(イメージセンサ)サイズとレンズ焦点距離など機能に制限のある無料のLite版と、機能制限のない有料版(1,800円)が用意されている。