フューチャー・メディア・コンセプト(FMC)は、9月8日よりオランダ・アムステルダムで開催されるヨーロッパ最大の放送機器展IBC2011にて、ポストプロダクション向けのワークショップを開催する。IBC認定のトレーニングプログラムとして開かれる、このワークショップは今年で2回目。IBC会期中、二日間のApple Final Cut Studio/Final Cut Pro Xワークショップ、二日間のAvid編集ワークショップとフル1日のAdobe Production Premimumワークショップが催される。

各ワークショップの初日は9月8日で、9月12日から同ワークショップがリピートで行われる予定。各日とも開始9時から18時15分までと、終日になる。各ワークショップではFMC認定のインストラクターによるソフトウェアの使い方と技術を学ぶ。最後には1時間の検定試験が実施される。

インストラクターは、FMCの学校長であるジェフ・グリーンバーグ氏をはじめ、Amigo Mediaのカラリスト、ロビー・カールマン氏、Shapiro Video&Multimediaのディレクター、アバ・シャピロ氏、Apple&Avid認定インストラクターのヨッシー・テッソーネ氏、Apple&Adobe認定インストラクターのシーン・カセラ氏など。

Appleワークショップでは、主にFCP Xについて新しい仕様を学ぶほか、Final Cut Studioのワークフローや拡張テクニックなどを習得する。Avidワークショップでは、トリミングテクニックやMedia ComposerでのトリミングテクニックやMarquee、ScritpSync、PhraseFind、SpeedFXといったツールの使いこなし方を深く掘り下げて解説される。Adobeワークショップでは、Adobe Production Premium のDynamic LinkとRoud-tripping、After EffectsとPremiereのカラーコレクション、Photoshop Extendedでのアニメーションテキストについて学べる。