ソニー株式会社は、2011年9月9日(金)から13日(火)にオランダ アムステルダムRAIにて開催される欧州最大の放送機器展「IBC 2011」に出展する。(Ellicium Hall Hall 12)。今年は「Believe Beyond HD」をテーマとし、CineAltaカメラ 「F65」などの4K製品群やHD関連製品を多数展示予定だ。出展内容は以下のとおり。
(以下、同社リリースより引用。リンクがあるものは別途詳細記事を掲載しています)
新開発8K CMOSイメージセンサー搭載 CineAltaカメラ 「F65」: 2012年1月発売予定最大で1TBに5.5Gbpsで記録可能な、大容量・高速記録メディア”SRMemory”
- 新たな映像制作の可能性を追求していく象徴としてシネアルタLogoと定義を刷新しました。
F65の登場とともに今後4Kや、それ以上の高解像・高画質な映像が創造されます。- ソニーブース内シアターにおいてF65で撮影した新たな4Kコンテンツを上映します。
“SRMASTER”データトランスファーユニット「SR-PC4」次世代の映像アーカイブ・ストレージシステム(技術参考展示)
- SRMemoryに収録した素材の映像確認、ノンリニア編集機やサーバーへの高速インジェスト、リムーバブルハードディスクドライブへの高速コピーを行えます。
有機ELマスターモニター 25型「BVM-F250」、17型「BVM-F170」
- 12枚の光ディスクをカートリッジ化(容量は300Gから最大1.5T)して専用のドライブユニットで記録・再生します。 2012年中の製品化を予定しています。
新開発2/3型プログレッシブCCD&DSP LSI(映像処理回路)搭載した高画質なHDポータブルカメラ「HDC-2500」
- シネマ領域まであらゆる映像制作用途に対応する有機ELマスターモニターBVM-Eシリーズに加え、ラインアップを拡充します。
色域やガンマなどを放送規格までの対応とすることにより、マスターモニターとしてのコストパフォーマンスを向上させ放送局や制作現場の幅広いニーズにお応えします。128GB 4層・追記型プロフェッショナルディスク「PFD128QLW」
- 3G光ファイバー伝送システムを標準装備しており、カメラコントロールユニット「HDCU-2000/2500」から2倍速のスローモーション映像と標準速映像を同時に出力可能としました。
- 機動性を求められるオペレーションでも安心して使用できるよう、外装の一部に軽量で強靭なカーボンファイバーを採用しました。
- 2012年1月発売予定: 価格未定
SxS PRO「SBP-64A」(容量:64GB)
- ブルーレイディスク規格に準拠した128GBの大容量、片面4層の追記型ディスクを世界で初めて商品化しました。
- XDCAMシステム専用の長時間コンテンツ収録、長期保存用メディアとして、9月から日本をはじめ世界各地で順次発売します。
- あわせて、2012年夏に商品化予定の片面3層・書換型ディスク(100GB) 「PFD100TLA」も技術展示します。
ノンリニア編集ソフトウエア Sony Creative Software 「Vegas Pro 11」
- 高信頼性、高耐久性を確保しつつ、書き込み/読み出しともに1.2Gbps*という高速なデータ転送を達成することで、さらなるワークフローの効率化を実現しました。
- 大容量64GBによりMPEG HD422記録モードで約120分の記録が可能です。
*当社測定結果。実転送速度は機器による制限があります。- 2011年10月発売予定: オープン価格