米Facebookは現地時間10月10日、iPad向けのアプリケーションをリリースした。PCとほぼ同様の機能をiPadで楽しめるという。
タッチパネルの利点を活かし、指先のスクロールで「News Feed」を閲覧して、スワイプ操作でアルバムに目を通したり、ピンチ操作で写真を拡大できる。写真の画質も良好で、実際のアルバムをめくるような感覚で写真を次々と眺めることができる。
ハイライト機能として、左側に配置されたメニューから、「ゲーム」「アプリケーション」「グループ」などに即座にアクセスできる。パソコン上のインターフェースと同じくトップメニューに「Notifiation」やメッセージがあり、アクセスが簡単になっている。
また、チャットでやりとりしたり、フルスクリーンでゲームやアプリケーションを使用したり、近くに友達がいないか地図上で確認したりできる。
そのほかにも、ビデオをiPad上で再生および録画してApple製セットトップボックス「AppleTV」にビデオをストリーミング伝送することもできる。
アプリはApple Storeから無償で入手できる。またFacebook上のブログにはアプリの詳細が説明されている。
今回リリースしたiPad向けアプリは、既存の「iPhone/iPod touch」向けアプリと統合したハイブリッドアプリ。iPhone向けアプリも機能が強化されており、ブラウズと検索スピードの高速化やナビゲーションが簡素化された。