マンフロット株式会社は、「希望」をテーマにした被災地復興支援フォトコンテスト「Click for Hope (クリック・フォー・ホープ)」の巡回写真展を、10月12日(水)より開始した。

一次審査を通過した入賞作品50点

Click for Hopeは、マンフロットが主催する、東日本大震災の復興支援を目的としたフォトコンテスト。「希望」をテーマに5月11日より作品募集を行ったところ国内外から850点の応募が集まった。現在は一次審査を突破した入賞作品50点の中から一般投票によるベスト3を決定する最終審査を実施中。入賞作品は同社Webサイト上で公開されており、誰もが審査員として無料で鑑賞、投票が行える。1票(1クリック)に付き100円を同社が義援金として被災地に寄付する。10月13日現在、5,446件の投票=義援金544,600円がカウントされている。なお、投票にはTwitterアカウントが必要で、1人につき1回までの制限がある。最大10万票=1000万円まで継続されるという。

最初の会場となる塩竈市では、審査員を務めた塩竈出身の写真家・平間至氏がプロデュースする、「塩竈フォトフェスティバル」の一部として開催。その後、仙台市、南三陸町、福島県いわき市を巡回し、12月には東京でも開催する予定だ。写真展の各会場にも投票箱が設置されており、最終審査の投票が可能だ。

写真展では一次審査を通過した入賞作品50点に加え、本企画に賛同した写真家や開催地の地元写真家の作品も展示される。またドナルド・キーン氏のポートレートと被災地へのメッセージも展示。同社では、これらの作品に込められた「希望」のメッセージを被災地に届けると共に、「写真の力」でこれからの復興を応援して行きたいとしている。本写真展の詳細は以下のとおり。

公式サイト:
http://clickforhope.manfrotto.jp/

■ 第一次審査員:藤原新也、三好和義、渡辺幹夫(朝日新聞)、平間至、下薗詠子
■ 展示作品
(1) 「Click for Hope」第一次審査通過作品50点
(2) 「Click for Hope」に賛同した写真家の作品
参加写真家:浅田政志、石井正則、大橋愛、関由香、平間至、松本美枝子、他
※展示企画・キュレーション:菊田樹子(インディペンデント・キュレーター)

■ 各会場の日程
塩竈市 10月12日(水)~10月23日(日)10:00~18:00
-所在地:宮城県塩竈市東玉川町9-1
-会場:ふれあいエスプ塩竈2Fホール 塩竈フォトフェスティバル2011
-展示作品:(1)、(2)、特別展示 / 熱海俊一、津藤秀雄

仙台市 10月25日(火)~30日(日)9:30~22:00
-所在地:宮城県仙台市宮城野区榴岡1-3-1
-会場:ヨドバシカメラ・マルチメディア仙台 / 展示作品:(1)
-共催:株式会社ヨドバシカメラ

南三陸町 11月15日(火)~20日(日)7:00~21:00 (最終日は16:00まで)
-所在地:宮城県本吉郡南三陸町志津川字沼田56番地 ベイサイドアリーナ
-展示作品:(1)、(2)、特別展示 / 佐藤信一

いわき市 11月23日(水)~11月27日(日)8:30~22:30
-所在地:福島県いわき市平字三崎1-6
-会場:いわき芸術文化交流館アリオス / 展示作品:(1)、(2)

東京・有楽町 12月1日(木)~1月12日(水)
-行幸地下ギャラリー
-展示作品:(1)、(2)、特別展示 / 佐藤信一、馬場龍一郎、今村拓馬
-共催:三菱地所株式会社