ミハル通信株式会社は、来る2011年11月16日から千葉・幕張メッセで開催される国内最大の放送機器展「Inter BEE 2011」にて、自社開発のケーブルテレビ事業者向け新HFC機器 「Nシリーズ」を始め、FTTH化システム構築の製品類、自主デジタル放送用機器類などを展示する(ブース番号:6403)。

Nシリーズ

Nシリーズは、同社製の新HFC(Hybrid Fiber Coax/Copper)システム機器で、これまで伝送路設置時にはプラグイン等のアクセサリーで調整しながら設定していたアンプ、ノードなどが完全自動調整できるようになった。省電力化を計り、HFCシステムのリプレイスで主流となっている小セル化を効率的に実現できるという。FTTH化システム構築の製品類としては、映像系の光ファイバ増幅器、通信系のGE-PONシステム機器、各種ONU、光送信機など。

同社は2008年から自主デジタル放送システム機器を発売しており、昨年のInterBEEで発表したOFDM変調器「MR3000X」シリーズを最新アップデートともに紹介する。MR3000Xシリーズには放送局・競技場での使用に向いた高品質HDから、SD/HDハイブリッド、マルチSD、IP専用といったモデルが揃う。

そのほか、スカパー!HD対応チューナー内蔵 OFDM変調器 「MR5000X」 や、災害時のバックアップ用12セグ+ワンセグエンコーダを内蔵したOFDM変調器も展示される予定。