日本クアンタムストレージ株式会社は、来る2011年11月16日から千葉・幕張メッセで開催されるInter BEE 2011にて、新製品のメタデータ・コントローラー・アプライアンス「StorNext M330」を初公開する(ブース番号:5111)。

同社ブースでは、ポスト・プロダクションが追及する、共有ストレージへ同時に高速アクセスできる環境およびファイル化した後の大容量のデータ管理、そのワークフローを改善するソリューションを紹介する。StorNext M330は、Linux、Windows、UNIX、およびMac OS Xオペレーティング・システム間でのコラボレーションが可能、共有プールにより複数のコピーを持つ必要性がなくなり、ストレージ容量の削減、ワークフローの簡素化が実現するという。

6Uラックサイズの筺体に、2つのメタデータコントローラー(1つはフェールオーバー用)、そして146GBのSASドライブを7基搭載したメタデータアレイで構築されている。Linuxプラットフォームで、クアッドコアのIntel Xeonベース、2つの8Gbpsファイバーチャンネルポートと3つの1GbEイーサネットポートを装備している。

またSANベースの高速ファイル共有およびデータ保護ソフトウェア「StorNext」も紹介。NASライクな拡張性を持ったLANクライアント(DLC)配信が可能、クロスプラットフォームでファイル共有を可能にするという。