アールテクニカ株式会社は、iPad用VJアプリ「COLORCODE VJ」を10月27日よりApp Storeにて配信開始した。販売価格はリリース記念期間限定価格で1,200円(2011年11月30日まで。通常価格は2,300円)。
COLORCODE VJは、映像クリエイターのためのパフォーマンスツールとしてデザインされたiPad用アプリ。イベントやパーティなどの現場で利用できるほか、サイネージなど様々な用途にも活用できる。二種類の映像をスイッチングやフェーダーによって切り替えながら再生したり、再生中にスピード変更や再生位置のジャンプなどが行える。静止画像を読み込んでステージ上でタップして動かしたり、ピンチで拡大縮小することも可能だ。
対応している動画フォーマットの形式は、H.264(.mov, .m4v, .mp4)。推奨解像度は、iPad2で800×600、iPadでは480×320以下としている。同社によると、ビットレートは1.5Mbps程度だが、スムーズに再生できるかどうかはVJプレイの仕方、映像や画像の組み合わせにも強く依存するとしており、スムーズなVJプレイのためにiPad2で利用することを強く推奨しているという。
テキスト表示にも対応しており、色や大きさフォントの種類も選択できる。画像やテキストにはモーションを付加することでアニメーションのような動作も実現できる。
外部出力用アダプタを使用することで外部モニターへの映像出力にも対応。Apple Digital AVアダプタおよびApple VGAアダプタが利用可能だ。
購入後すぐにVJプレイを楽しめるように、各方面で活躍中の気鋭のクリエイターによるサンプル素材が付属する。なお、iPad内の音楽ライブラリーの曲を再生することも可能だが、DRM付のファイルには非対応のため、iTunesで購入したDRM付の曲は再生できない。iTunes PLUSの場合はDRMが付いていないため再生可能だ。