カリーナシステム株式会社では、来る2011年11月16日から千葉・幕張メッセで開催されるInterBEE2011にて、主にH.264エンコードソリューションとヘッド分離型フルHDビデオカメラの技術展示を行う(ブース番号5505)。
『H.264エンコードソリューションコーナー』では、ブロードキャストからモバイル、インターネットライブ配信等に対応する、H.264ファイルコンバートソリューション「Cambria Series」を紹介。主に「Cambria Live」と「Cambria FTC」は、最新リリースバージョンにてデモンストレーションが行われる。
Cambria Liveは、イベント、コンサート、カンファレンス会場などから、多様なストリーミングサーバーへライブ伝送するH.264ライブエンコードシステム。Cambria FTC は、ブロードキャスト、WEB、モバイルなどのさまざまな用途に適したファイルへの高画質変換を実現したファイルコンバートシステムで、H.264、MPEG2、DV、DVCPRO HDなどのファイルの入出力が可能で、プリプロセッシングにも対応している。
『HDセパレーションカメラソリューションコーナー』では、Cマウント対応の小型HDカメラヘッドと、電子ズームや画像反転等のリアルタイム映像処理が可能なCCUで構成された分離型のフルHDビデオカメラ「MEC-2000 Series」の実機が展示される。MEC-2000 Seriesは、Cマウント対応の小型HDカメラヘッドと、電子ズームや画像反転等のリアルタイム映像処理が可能なカメラコントロールユニットで構成された、分離型のフルHDビデオカメラ。高フレームレート、高S/N を実現した1/2.8型327万画素CMOSセンサーを搭載し、医療、放送、画像解析用途とされる。カメラヘッドとCCUの接続には、市販のツイストペアケーブル(Cat5e/6ケーブル)を使用。最大30mの接続が可能なため、従来のような大掛かりな工事の必要なく、場所も選ばず設置できるという。
その他にも、スロットイン・カメラ「SXH-360 Series」 や歪み補正機能搭載 HDカメラ「HDS-1000 Series」も展示される予定。