株式会社エム・アンド・アイ ネットワークは、来る2011年11月16日から千葉・幕張メッセで開催されるInterBEE2011にて、台湾datavideo社のモバイルスタジオシステムや関連液晶ビデオモニター、レコーダー、プロンプターなど、同社の製品をラインアップして展示する(ブース番号:5506)。

datavideo社は台北(台湾)に拠点を置く、ビデオ編集機器およびポストプロダクション設備のメーカー。今回のイベントでは、HD-SDI対応 ハンドキャリースタジオ「HS-2000」 やHD対応17.3インチワイド液晶ビデオモニター 「TLM-170H/HR/HM」を主力製品として紹介。

HS-2000は、5入力、10bit、1920×1080iまたは1280×720p、HD-SDI、HD-YUV(出力のみ)、DVI-D(入力のみ)対応の映像&音声のスイッチャー。5系統のインターカムシステムと4台のベルトパックを付属、音声は最大4chのマイク入力またはライン入力を持つ(XLR)。

TLM-170H/HR/HMには、3種類の(デスクトップ型、7Uラックマウント型、1Uサイズの引出式19インチラックマウント型)モデルが揃っている。入力はHD/SD-SDI、HDMI、コンポーネント(YUV)、S-Video、コンポジット端子。音声は、RCAモノラル端子、または、SDI/HDMIエンベデッドオーディオに対応。オンスクリーンメニューでディスプレイの温度調整や設定が行え、入力ソースやPIP、アスペクト比、ブルーオンリー、パターン(カラーバー)、メニューなどの選択や音声の調整が行える。

また、省スペースでバーチャルスタジオを構築できるクロマキーシステム「CKL-300」のデモンストレーションも行われる。CKL-300では、LEDリングと再帰性反射スクリーンを使用し、簡単にバックグラウンド(青・緑)のクロマキー画像を撮影できる。